これまでのコラムではクラウドソーシングとは何か、また実際にどのような仕事がクラウドソーシングでできるのかについて、説明をさせていただきました。今回のコラムでは実際にどうすればクラウドソーシングを使って、在宅ワークを始められるかについて詳しくご説明いたします。クラウドソーシングは、アルバイトや派遣という働き方と異なり、手軽に仕事を始めることができます。

まずはサービス探しから。ポイントは「やりたい仕事があるか?」

一言にクラウドソーシングといっても、多くのサービスがあります。私が把握しているだけでも、日本には軽く100を超えるサービスが存在しており、それぞれに特徴があります。クラウドソーシングで在宅ワークを始める前に、まずはその中から自分にあったサービスを見つけましょう。

それでは、どうすれば自分に合ったサービスを見つけられるでしょうか? そのポイントは「やりたい仕事があるか」という点です。サービスごとの最もわかりやすい違いは、どのような仕事が多く登録されているかという点です。多くのサービスは、会員登録前に登録されている仕事の内容をある程度見ることができます。まずはどのような仕事が多くあり、またその仕事を自身がやりたいと思うかどうかを見極めましょう。

クラウドソーシングなら在宅ワークは5分で始められる

自分に合ったサービスが見つかった後は、そのサービスに会員登録しましょう。サービスによって登録する情報は変わりますが、メールアドレスだけでなく、氏名や年齢、住所など個人情報を登録しなければならないケースがほとんどです。そのため自ら選んだサービスの運営元についてはしっかりと確認しましょう。サイト上に運営元を記載していないようなサービスは、避けたほうが無難です。

ほとんどのサービスの場合、会員登録は5~10分ほどで終わり、その後すぐに利用することができます。実際に仕事をするためには、サービスごとに利用方法が異なります。各サービスの利用ガイドを読んだ上で、サービスを開始させてください。

PCもいらない? より手軽になる在宅ワーク

クラウドソーシングサービスは、システム開発やデザイン、またデータ入力やライティングなど、多くの仕事が多く流通しており、そのほとんどがPCで利用することを想定したサービスです。ただし、昨今ではスマホだけで利用できるクラウドソーシングサービスも出てきています。私が所属する株式会社うるるが運営する「シュフティ」も、まさにそのひとつです。

「シュフティ」では、ライティングやアンケート、データ入力などの仕事をスマホ上のWEBブラウザだけでなく、iPhone・Androidアプリでも利用することができます。子育て中の女性などまとまった時間が取れない方の場合、PCを開いてじっくり仕事をすることは困難です。そのような場合でも、スマホで仕事ができる「シュフティ」では、子どもをあやしながらでも仕事をすることができます。ライティングやアンケート回答など、比較的簡単な仕事の場合は、外でも簡単にできるので、電車に乗りながら電車賃を稼ぐこともできるわけです。また、「シュフティ」では、スマホを使って近所の空き家情報を探す仕事や、集荷拠点から荷物を指定の場所まで運ぶ「配送業務」などの仕事もあります。

(※) クラウドソーシングとスマホによって、もはや"在宅"の枠から飛び出し、いつでもどこでも仕事ができる時代が来つつあります。シュフティでは2015年11月に「シュフティ外出」という、スマホを使い外で行う仕事のみを扱う仕事カテゴリを新設しました

(※写真画像は本文とは関係ありません)

<著者プロフィール>

田中偉嗣(たなか たけつぐ)

株式会社うるる シュフティ事業部 部長。2006年早稲田大学卒業。新卒でベンチャー支援事業を行う企業でファイナンシャルアドバイザー、営業部長などを行う。その後、2009年に新卒で入社した企業より事業譲渡を受け独立。パートナーズ株式会社 代表取締役に就任。2010年株式会社うるる入社。2011年にシュフティ事業部長に就任し、その後主婦向けクラウドソーシング「シュフティ」事業部を牽引。毎月一回在宅ワーカーにインタビューを行うなど、在宅ワーカーの動向に詳しい。