先週末はお仕事納めな感じで、貴重な体験をしました。今年はライブが全くない月も多かったのですが、12月はゲストに呼んでいただいたりと3回ライブがありました♪ ひとつは毎度恒例の、自身のライブ「OTOHA NIGHT」でした。

クリスマスディナーライブということで、カフェでお食事をしながらアコースティックライブを聴いてもらうスタイルでライブをしたわけです。私はこのスタイルが好きだなぁ、アコーステックな感じってなんかいいなぁ☆と思ったりしたライブでした。ライブというものはやる度に反省というか、気付くことがあるものとあらためて感じましたね(もう12年歌っていても毎年反省です)。

リハーサルで「おっ、結構イケてる?」なんて思っていても、本番の空気や緊張具合で喉の声帯がキュッって変わってしまったりするので、もっと精神も強くならないと! など、ライブをしてみないとなかなか気付かないこともあるので、やはり定期的に歌っていくってことは、何より大事だなと思います。

それから、ライブをしていないときの日々の準備というものもオトナになってくると、これまたさらに大事だなと(笑)。ここだけの話、最近年末になると、あの名曲たちが20年ぶりに! みたいな感じで80年代~90年代の名曲を歌うアーテイストご本人がよく出ていらっしゃったりするわけですが、これまで歌い続けてきた方とそうでない方の差がめっちゃテレビ越しでもわかってしまうんですね。もちろんKeyを下げて歌う方もいらっしゃいます。なんせ20年も前の歌を同じように声を出して歌えてるほうが奇跡でしょうからね。なんだか人事とは思えず見入ってしまいました。

本当は内緒にしておきたいことですが、今までそんな"歌えなかった! どうしよう"なんていう恐怖感みたいなものはなかったのですが、ハッとする瞬間がたまにありました。それで、これは克服しておかないと怖いと思い、レッスンの先生に告白してみました。今までと歌自身は変わっていないのですが、どうやら緊張で喉が閉まっちゃうときがあるのです。

昔からあることだったのですが、オトナになると、この声帯の筋肉っていうのでしょうか、カラダと一緒で昔は何もしなくてもすぐ歌えたことが、準備が必要になるんだなとわかったのでした。まあ、一番は場慣れすることなんですけど、毎回どきどきします。

そして、この週末のアニソンサミットではオーケストラで歌わせていただく貴重な体験もさせてもらいました。生楽器の壮大な音楽の中、歌がこれまた誤魔化せない。もう耳をダンボにしながらよく聴いて歌うぞぉ! と集中して歌うのですが、ポップスの音楽を歌うときとオーケストラのアレンジはまた別物なので、リズムが変わっていて、どこに合わせればいいのかなぁ? と、どきどきしながら歌わせていただきました。

なんせ歌うときは指揮者の方は背中越しですし、見たところでわかるようなわからないような(笑)。気持ちとしては、リズミカルというよりは、ゆったり壮大に歌うほうがいいなといった感じです。影山さんの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」や、きただにさんの「ウィーアー!」などはオーケストラアレンジになって、もっと難しそうでした☆

けれど、おふたりともさすが長老&先輩! バッチシかっこよく歌われていました♪ なにはともあれ、影山さんやきただにさんにお会いしたのも春以来だったので、すごく嬉しかったです。相変わらずパワーのある先輩方々で、軽くジョーダンのように「芸事磨けや」的なことをサラっとおっしゃってくださるので、こちらも笑顔で"ハッ"とするわけです。

歌に終わりなし、まだまだ道は続く感じで、いろんな宝物を見つけられるように進んでいきたいなぁと思う年末なのでした。次回は2008年を振り返りながら、いろんなお話をしたいなと思います。それではまたお会いしましょう♪
See you soon love xx.

アンコール直前舞台裏にて。左から、喜多くん、桃井さぁん♪、ダニー兄ちゃん、影山長老、私です

左から、会場に遊びにきてくださった奥井さぁん、栗林みな実ちゃん、桃井さぁん、おいら