【コラム】

Windows XPスマートチューニング

240 Internet Explorer 7のクィック検索ボックスを非表示にする

    阿久津良和  [2006/11/15]

    こんにちは、阿久津です。すでにWindows Vista ベータ・RC版に触れた方はご存じかと思いますが、同OSにはXPS(XML Paper Specification)というフォーマットが実装されています。事実上のデファクトスタンダードであるPDFに対抗して生み出された電子文書フォーマットで、2007 Office systemでもサポートされる予定。

    そのためか、Windows XPやWindows Server 2003でもXPSドキュメントを生成・表示できるコンポーネントが用意されています。基本的には先頃公開されたMicrosoft .NET Framework 3.0Microsoft XPS Essentials PackMicrosoft Core XML Services 6.0を導入することで、プリンタデバイスにMicrosoft XPS Document Writer、アプリケーションとしてXML Paper Specification Viewerが追加されます。後はアプリケーション側から同プリンタデバイスを選択して印刷すれば、XPSドキュメントを作成できるというもの。

    たとえばWebファイルをXPSドキュメントとして保存(印刷)すると、指定した場所に拡張子「.xps」を持つファイルを作成できます。同ファイルはZIP形式で圧縮されており、適当なアーカイバで開いてみると、ドキュメントのサムネイル(JPEG)や使用フォント、Webパーツとして使われていた各画像、テキスト部分を格納するXMLファイルなどで構成されていました。このファイルを前述のアプリケーションで開けば、XPSドキュメントが表示されるはず……でしたが、筆者の環境ではBAD_POOL_HEADERが原因となるBSOD(Blue Screen Of Death)が発生。各種ベータ版を導入しているコンピュータ側の問題なのか、コンポーネント同士がコンフリクトしているのかわかりませんが、ひとまずWindows XP上でのXPSドキュメント操作はしばらく先になりそうです。

    閑話休題。ご存じのとおりInternet Explorer 7には、クィック検索ボックスが追加され、Webページ内の検索やメジャーサイトでの検索が可能になっています。しかし、検索サイト専用のツールバーを引き続き愛用している方や、ページ内の検索はそのつど[Ctrl]+[F]キーで検索ボックスを呼び出すという方には、無用の長物となりかねません。そこで今週は、このクィック検索ボックスを非表示にするチューニングをご紹介します。

    1. <スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2. 「名前」に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3. HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Policies \ Microsoft \ Internet Explorer \ InfoDelivery \ Restrictionsとキーをたどって開く(キーがない場合は作成する)。
    4. <編集>メニュー→<新規>→<DWORD値>と選択。名前を「NoSearchBox」に変更する。
    5. DWORD値「NoSearchBox」をダブルクリックで開き、値のデータを「1」に変更してから<OK>ボタンをクリック。
    6. [F5]キーを押して変更内容をシステムに反映させてから「レジストリエディタ」を終了する。

    これで設定完了です。これでクィック検索ボックスが表示されなくなるので、Internet Explorer 6のように任意のツールバーから検索を行なってください。ちなみに再度検索ボックスを表示させるには、ステップ4で作成したDWORD値「NoSearchBox」を削除するか、データ値を「0」に変更してください。

    それでは、また次号でお会いしましょう。

    阿久津良和(Cactus)

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