【コラム】

Windows XPスマートチューニング

204 マイコンピュータの共有ドキュメントを非表示にする

    阿久津良和  [2006/02/22]

    こんにちは、阿久津です。長年使っていた電話機が壊れてしまいました。子機を使って仕事関係者と打ち合わせをしていたところ、急にバッテリーが切れ、そのまま回線切断の憂き目に会いました。ちなみにバッテリーは1年前に交換したばかりなので、過充電によるバッテリーの消耗は考えられません。もちろん再度交換すれば話も早く、コストも抑えられますが、元々機能の低さに辟易していたので(筆者が使っていた電話機が古いという理由もありますが……)買い換えることにしました。

    Amazonやヨドバシ.comなどオンラインショップサイトや各メーカーの情報を調べましたが、携帯電話がこれだけ高機能になったにもかかわらず、一方の固定電話では、満足できる性能を持たない機器が多いことに驚かされます。そもそも子機の液晶ディスプレイで漢字表示可能な機種ですら限られていました。また、親機+子機もしくは親機+子機×2という構成の商品が多いのですが、筆者のように1人で仕事をしている人間にとって、余計な子機は無用の長物。もっとも、これはあくまでも"家族用"を考えたものなので、しかたがないところなのですが。

    以前から電話機の大きさに辟易していたため、なるべく小さいことと、先の不満をクリアする条件を加えてリストアップすると、親機コードレスタイプ電話機と称される、親機の受話器部分がコードレスになっている電話機のみが対象となります。これらの条件で調べてみるとシャープのJD-S10CLが合致するのですが、発売は来月中旬。仕事に使うものだけに、多少条件を妥協してでもすぐさま入手できるものを探してみると、パイオニアのTF-FD1200が候補に。こちらは漢字表示機能をサポートしていないものの、前述のオンラインショップに記載されていた"24時間以内に出荷"の誘惑に負け、注文してしまいました。

    今回IP電話に切りかえることも考えましたが、ISPを切りかえる際の手間やナンバーディスプレイの一部未サポートなど、まだまだ不満が残ります。また、筆者がいまだにISDNによるTEL+FAXの環境を残していると同時に、古い考えのせいか、IP電話で主に使われる携帯電話のような番号を仕事用電話番号として用いることに抵抗があり、切りかえることができませんでした。FAXはD-FAXとWindows 2003 ServerのFAXサーバによるデータ受信。電話機もそろそろ完全デジタル化したいのですが、もう少し先の話になりそうです。

    閑話休題。ご存じのとおり、複数アカウントを作成した環境ではマイコンピュータに「共有ドキュメント」「○○のドキュメント(○○はWindows XPに作成されたアカウント名)」が作成されます。言わずもがな複数のユーザーで同じPCを使わない場合、これらのフォルダは無用の長物となるでしょう。少なくとも筆者は、各PCから参照するファイル群はファイルサーバ上に作成した共有フォルダに保存することが多いため、同機能を使ったことがありません。

    これらの共有ドキュメントフォルダは、グループポリシーで設定(ユーザーの構成→管理テンプレート→Windowsコンポーネント→エクスプローラ→[マイ コンピュータ] から [共有ドキュメント] フォルダを削除する)できますが、いちいちGUI上から設定するのは手順が冗長になり、新たにアカウントを作成するたびに設定するのも面倒。そこで今週はポピュラーなチューニングですが、本連載ではご紹介していなかった、マイコンピュータの共有ドキュメントを非表示にする手順を紹介します。

    1. <スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2. 名前欄に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3. HKEY_LOCAL_MACHINE \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ Explorerまでキーをたどって開く。
    4. 右ウィンドウの何もないところを右クリックし、メニューから<新規>→<DWORD値>と選択して「NoSharedDocuments」に名前を変更する。
    5. DWORD値「NoSharedDocuments」をダブルクリックで開く。
    6. 値のデータを「1」に書きかえてから<OK>ボタンをクリック。
    7. レジストリエディタを終了し、Windows XPを再起動する。

    これで設定完了です。ちなみにログオン中のユーザーに対して設定を行う場合は、ステップ3でたどるレジストリキーを、HKEY_CURRENT_USER \ Software \ Microsoft \ Windows \ CurrentVersion \ Policies \ Explorerキーに変更してください。また、設定後は「共有ドキュメント」「○○のドキュメント」両者が無効になりますが、どちらかだけを残すといった選択はできませんのでご了承ください。

    それでは、また次号でお会いしましょう。

    阿久津良和(Cactus)

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