【コラム】

Windows XPスマートチューニング

188 ログオンおよび再ログオンを自動化する

    阿久津良和  [2005/10/12]

    こんにちは、阿久津です。PCも長く使っているとHDDの空き容量が足りなくなり、不便を強いられます。もちろん一時ファイルの整理や不要なデータの移動、もしくは削除も大切ですが、重要なのはアプリケーションの肥大化ではないでしょうか。度重なるバージョンアップで便利になるのは歓迎できますが、使用者によっては不要な機能が増えてしまい、俗に言う「重い」アプリケーションになってしまいます。

    もちろんバージョンアップせずに、使い続ければいいのかもしれませんが、必ずしもそのアプリケーションが新しいOSをサポートするとは限りません。たとえば、Windows 95時代のアプリケーションをWindows XPで使う場合、バージョンチェック回避の設定を行ったり、インタフェース周りの野暮ったさに耐えなければならないでしょう。

    話がそれてしまいましたが、つまるところ「重い」アプリケーションは使わずにアンインストールしましょう、という話です。しかし、OS標準の「プログラムの追加と削除」は決して軽いアプリケーションではありません。そこでお勧めしたいのが「Safarp」。同ツールは、各アンインストールプログラムが参照するアイコン画像などロードせず、アプリケーション名やパブリッシャーなど最小限の情報のみ表示するため、軽快にアンインストール作業を行えます。

    実験的にインストールしたアプリケーションやオンラインソフトがHDDの肥やしになっている方は、同ツールを使って整理してみてはいかがでしょうか。

    閑話休題。さて、以前の連載(Windows 2000スマートチューニング)でOSに自動ログオンする手順を紹介しましたが、現在ではバックナンバーも削除されていますので、再度まとめたいと思います。ただ、それだけでは単なる焼き直しになってしまうますので、ログオフ時に指定した同じアカウントで自動ログオンする設定も合わせて紹介しましょう。まずは以下の手順でレジストリ内容を編集します。

    1. <スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2. 名前欄に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3. HKEY_LOCAL_MACHINE \ SOFTWARE \ Microsoft \ Windows NT \ CurrentVersion \ Winlogonまでキーをたどって開く。
    4. 文字列値「DefaultUserName」「DefaultPassword」「DefaultDomainName」の内容を確認する。
    5. 不足している場合は<編集>メニュー→<新規>→<文字列値>と選択して、各値の作成およびデータ値の編集を行う。
    6. 次に<編集>メニュー→<新規>→<文字列値>と選択して、「AutoAdminLogon」を作成する。
    7. 文字列値「AutoAdminLogon」をダブルクリックで開き、値のデータを「1」に変更したら<OK>ボタンをクリックする。
    8. 再度<編集>メニュー→<新規>→<文字列値>と選択して、「ForceAutoLogon」を作成する。
    9. 文字列値「ForceAutoLogon」をダブルクリックで開き、値のデータを「1」に変更したら<OK>ボタンをクリックする。
    10.レジストリエディタを終了し、Windows XPを再起動する。

    これで設定完了です。まずステップ4、5で作成する文字列値「DefaultUserName」「DefaultPassword」では自動ログオンするユーザーおよびパスワードを入力します。文字列値「DefaultDomainName」はドメインに参加している環境向けの設定ですので、非ドメイン参加PCの場合はマシン名を入力してください。

    ステップ7までの作業で、Windows XP起動時の自動ログオンが完了します。同機能のみ設定する場合は、この時点で再起動してください。ステップ8、9の設定はログオフ時に特定のアカウントで自動ログオンする設定で、文字列値「ForceAutoLogon」の設定を行うと、ログオフ時にステップ4、5で作成した情報を元にログオン処理を行われます。つまり、アカウントAによる自動ログオン設定を行った場合、アカウントBでログオンしなおして作業を行っても、ログオフ時にはアカウントAによる自動ログオン処理が行われます。

    また、自動ログオン機能を一時的に無効化する場合は、ログオフボタンをクリックする際に[Shift]キーを押してください。これで「ようこそ」画面が現れます。ちなみにこのバイパス機能はDWORD値「IgnoreShiftOverride」のデータ値を「1」にすることで無効化できますが、あまりメリットがあるとは思えませんのでお勧めできません。

    それでは、また次号でお会いしましょう。

    阿久津良和(Cactus)

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