【コラム】

Windows XPスマートチューニング

170 ブラウズマスタの設定を変更する

    阿久津良和  [2005/06/08]

    こんにちは、先週末から仕事が一段落したので、今週はひたすら仕事場の整理をしている阿久津です。元来怠け者である筆者は、ケーブルの整理が下手で、部屋の隅に設置したスイッチングハブから延びるLANケーブルを這い回し、逆方向にあるPCに接続しています。また、トラブルが起きた際は、そのケーブルをそのまま放置し、新たなLANケーブルを這い回しておりました。

    また一時的に設置するPCの電源ケーブルやLANケーブルなども、PC撤去後もそのままにしていたため、机の後ろはケーブルの山。半年前に1度整理したのですが、あっという間にワタぼこりがたまるほどの過密状態に。仕事中も気になっていたこの状態を今回片付けることにしました。

    さて、ケーブルの種類にもよりますが、ケーブルを再利用するケースというのは想像以上に少ないのではないでしょうか。もちろん数メートルから数十メートルにいたる各種LANケーブルを常に保持しておけば、PC設置を迫られた際は何かと便利。しかし、それをストックするだけの倉庫スペースやケーブルのまき直し、現在では数百円で買えることを考えると、大事にケーブルをたたみ直して、雑巾で汚れを拭き取る作業は不要なのではないでしょうか。

    そこで今回の片付けでは、ばっさばっさと不要なケーブルはハサミで切ることにしました。ご存じのとおり大量のケーブルが重なり合うと、複雑に絡み合って簡単に引き出すことができず、その結び目をほどく作業も一苦労。そこで、LANケーブルを始めとする安価なケーブルはすべてカットすることに。

    結果は言わずもがな、普段ならケーブルの向きやレイアウトを考えながら整理するため、丸一日かかる作業が半日程度で完了。そもそも一般的なケーブル類を曲げたり折ったりすると、中で断線することがあるため、設置環境によっては使い捨てにすべきでしょう。

    また、ストックの重要性と保存スペースの確保を踏まえると、オンラインショップが発達し、近くの大型スーパーでもLANケーブルを購入できる現状ならば、安価なLANケーブルは使い捨てにしてもいいのでは、と思い始めた筆者でした。

    閑話休題。複数のPCがぶら下がるLAN環境では、どのPCがブラウズマスタになるかが重要です。「マイネットワーク」フォルダから開くMicrosoft Windows Networkから参照できるコンピュータの一覧は、ブラウズマスタに選定されているPCからブラウズリストを取得して表示していますが、ブラウズマスタとなるPCが頻繁に再起動もしくはシャットダウンするPCでは色々と支障が生じるわけです。

    もちろんブラウズマスタに選定されたPCがシャットダウンしても、別のPCがブラウズマスタとなるロジックは用意されていますが、ストックされたテーブルが頻繁に変更されるのは面白くありません。そのためWINSサーバによる管理が推奨されますが、数台しかないPCのためにWindows Server(もしくはLinux)を導入するのも面倒な話。そこで今週は、クライアントPCがWindows XPのみで、そのうち常時起動しているWindowsマシンがある場合、特定のPCをブラウズマスタにするTipsを紹介しましょう。

    1. <スタート>メニューから<ファイル名を指定して実行>を選択。「名前」に「regedit」と入力後 <OK>ボタンをクリックする。
    2. レジストリエディタが起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE \ SYSTEM \ CurrentConrolSet \ Services \ Browser \ Perametersまでキーをたどって開く。
    3. ここから各サブキーを開き、文字列値「MaintainServerList」をダブルクリックする。
    4. 値のデータを「Auto」から「No」に変更し、<OK>ボタンをクリック。
    5. レジストリエディタを終了し、Windows XPを再起動する。

    この設定をブラウズマスタに「したくない」PCに対して行います。また、必ずブラウズマスタにするPCに対しては、ステップ4で行うデータ値を「Yes」にしてください。これで、必ず特定のPCがブラウズマスタになり、それ以外のPCはクライアントとなります。

    それではまた次号でお会いしましょう。

    阿久津良和 Cactus

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