【コラム】

Windows XPスマートチューニング

141 WebDAVサーバ接続時のベーシック認証を有効にする

    阿久津良和  [2004/10/20]

    こんにちは、阿久津です。今週はひたすら仕事をしていたため、PCにまつわるような面白い出来事はありませんでしたので、これでおしまい。というわけにはいきませんので、話題の定番である天気話など。今年は、異常と思えるほどの台風上陸で、現在本州に上陸している台風23号により年間最多上陸記録をさらに更新したそうですが、ここで気になるのはインフラの切断。筆者が住むマンションでは、前回の台風で、共同廊下に設置されているTV関連の機械が濡れたらしく、一部の部屋では映像が映らなくなったとか。

    シールドミスによる機材のショート程度は単なる笑い話ですが、筆者のメインインフラであるFTTHは、建物の真ん前にある地上電柱から直引きしているため、雨風の影響を大きく受けそうで、過去の台風被害を踏まえると、いつ切断されてもおかしくありません。また、電柱と言えば電力の配信停止も気になるところ。もちろん年がら年中PCが起動している必要はありませんが、最近はビデオデッキの代わりにPCのキャプチャ機能を、新聞の代わりにWebページを使っている人も少なくありません。

    また、システムデバイスの安全性などを踏まえると、無停電電源の導入が必要となりますが、個人で無停電電源装置を導入しているのはごく希で、その価格やメンテナンス製を踏まえても敷居の高いものとなります(筆者もサーバ用として導入しているものの、さすがにクライアントPCは無設置のままです)。そうなると独自にバッテリを持っているノートPCが一番トラブルに強そうに見えるものの、結局ADSLモデムやFTTHの加入者終端装置、ブロードバンドルータはそれぞれ電源供給が必要なため、停電が起きれば一発でアウト。

    総じて見ると、PCやインターネット接続環境を生かすには、どうやっても電力が必要になり、事変が起きると見事なほど役に立ちません。筆者は典型的なPC・インターネット依存タイプですが、今回のような大型台風が来ると、その無力さをまざまざと感じてしまいます。今後ネットワークは、電気・ガス・水道のようなライフラインに近づいていくと思いますが、こういった事変に対する対応が必要になるのではないでしょうか。

    閑話休題。Windows XP Service Pack 2を導入した環境での、WebDAVサーバアクセス方式に変更が加えられています。従来はベーシック認証が用いられましたが、セキュリティ的な問題で、ベーシック認証はhttpsのみとなっています。しかし、外部に公開しないWebDAVサーバならばベーシック認証の方が手軽ですし、どうしてもベーシック認証を行いたい場合もあるでしょう。もちろんセキュア環境という観点から見れば迎合する仕様変更ですが、今週はWebDAVのベーシック認証を有効にするTipsを紹介しましょう。

    1. <スタート>メニューから<ファイル名を指定して実行>を選択し、「名前」に「regedit」と入力後<OK>ボタンをクリック。
    2. レジストリエディタが起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE → SYSTEM → CurrentControlSet → Services → WebClient → Parametersとキーをたどって開く。
    3. <編集>メニュー→<新規>→<DWORD値>と選択し、名前を「UseBasicAuth」に変更する。
    4. 「UseBasicAuth」をダブルクリックで開いて、値のデータを「1」に変更し、<OK>ボタンをクリック。
    5. 「レジストリエディタ」に戻り[F5]キーを押して、レジストリ内容をシステムに反映させたら、「レジストリエディタ」を終了する。

    これでベーシック認証が有効になり、Service Pack 2導入後にアクセスできなくなったWebDAVサーバにもアクセスできるようになりました。ちなみに「UseBasicAuth」のデータ値を「0」にすれば、初期状態のベーシック認証無効に戻ります。また、httpでベーシック認証を行う場合はパスワードが外部に漏れる可能性があるので、外向けWebDAVサーバに用いらないようにすることをお勧めします。

    それではまた次週お会いしましょう。

    阿久津良和( akutsu@cactus.ne.jp )

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