【コラム】

Windows XPスマートチューニング

140 「セキュリティセンター」の警告バルーンを無効にする

    阿久津良和  [2004/10/13]

    こんにちは、阿久津です。現在筆者のメインPCであるThinkPad R50には、BIOSやドライバソフトを自動アップデートするIBM製ソフトウェアが付属していますが、昨日、このプログラムを使ったところ、見慣れないエラーと共に無線LAN用ソフトウェアが正常に動作しなくなりました。旧バージョンのドライバを上書きインストールしたり、システムの復元機能を使ってみましたが、結果は散々。

    仕方なくHDDを外して必要なデータを待避した後、システムリカバリしてしまいました。よく雑誌には『転ばぬ先の杖ならぬ転ばぬ先のバックアップ~』と書いている筆者ですが、やっぱりバックアップ自体忘れがちになり、今回のような状態に至ってから『バックアップしときゃよかった』と後悔するばかり。ということで、今回システムを再インストールした後は「IBM Rapid Restore Ultra」というバックアップツールをインストールしてみました。

    同ツールは、HDDにバックアップ用の隠し区画を作成し、その中にドライブのすべてのデータおよび動作環境を保存するというもの。USB HDDがあればそちらに待避することも可能なので、バックアップメディアの容量に困ることもなさそうです。しかし、システム全体のバックアップ処理を行うだけに、かなりの作業時間を要するのには困りもの。もちろん致し方ないのですが、原稿の締め切りが迫っていた時だけに、仕方なくデスクトップPCで粛々と原稿を書いて難を逃れました。

    さて先日、Windows XP Media Center Edition 2005(以下、MCE2005)が米Microsoftで正式発表されましたが、ご存じのとおり、秋葉原のショップでは先行発売しています。筆者は今回MSDNからダウンロードしましたが、肝心の対応するキャプチャカードが用意できていないため、未だインストールしていません。

    公式サイトで対応するキャプチャカードを探してみましたが、掲載されているのはPC本体メーカのみ。他にリソースはないかと探してみると、MCE-Forum.comの対応パーツ情報ページにキャプチャカードの一覧がありました。執筆時点で掲載されていたのはエルザジャパンやピクセラ、エスケイネットの3社4製品。

    今回、MCE2005をインストールしようと思っているPCは、キューブ型ケースを使っているため、必然的にロープロファイルタイプのELSA EX-VISION 1500TVのみとなります。とりあえずは近々同製品を購入してMCE2005マシンを自作してみようと思いますので、ご興味のある方はそのときまでお待ちください。

    閑話休題。Service Pack 2をインストールしたWindows XPには「セキュリティセンター」という機能が用意されていますが、初心者向けの機能であるため、邪魔に感じている方も少なくないでしょう。同機能は「Security Center」というWindowsサービスで実現されていますので、同サービスを無効にすれば、「セキュリティセンター」を無効にすることが可能です。

    しかし、『セキュリティセンターを無効にするのは躊躇するが、警告バルーンは見たくない』という方もおられることでしょう。その場合は「警告の設定」ダイアログから設定を行えば、警告バルーンを無効にすることが可能です。もちろんGUIで設定すれば済む話ですが、本連載の"何でもレジストリから設定する"という主旨にのっとり、今週はこの設定をレジストリから行うTipsを紹介します。

    1.<スタート>メニューから<ファイル名を指定して実行>を選択し、「名前」に「regedit」と入力後<OK>ボタンをクリック。
    2.レジストリエディタが起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE → SOFTWARE → Microsoft → Security Centerとキーをたどって開く。
    3.DWORD値「AntiVirusDisableNotify」をダブルクリックで開き、値のデータを「1」に変更し、<OK>ボタンをクリック。
    4.ステップ3の手順を参考に「FirewallDisableNotify」「UpdatesDisableNotify」のデータ値を「1」に変更する。
    5.「レジストリエディタ」に戻り[F5]キーを押して、レジストリ内容をシステムに反映させたら、「レジストリエディタ」を終了する。

    これで「セキュリティセンター」にある<セキュリティセンターからの警告の方法を変更する>をクリックして開くダイアログでは、各項目のチェックが外れているのが確認するこができます。ちなみに、DWORD値「AntiVirusDisableNotify」は「ウイルス対策」、DWORD値「FirewallDisableNotify」は「ファイアウォール」、DWORD値「UpdatesDisableNotify」は「自動更新」と連動しています。今回はすべて無効にしましたが、必要に応じて設定を行った後にレジストリファイルをエクスポートして、他PCでの設定に活用してください。

    それではまた次週お会いしましょう。

    阿久津良和(akutsu@cactus.ne.jp)

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