【コラム】

Windows XPスマートチューニング

111 プレースバー選択時のダイアログボックスの表示形式を変更する

    阿久津良和  [2004/03/10]

    こんにちは、阿久津です。先週DVX-500に関する話を書きましたが、結局サーバソフトはアンインストールすることにしました。それと言うのも「Uzu」というソフトを知人から紹介されたからです。元々はVertex Link製「MediaWiz」専用のサーバソフトなのですが、DVX-500でも動作可能という話を聞いて、早速Windows Server 2003に専用サーバソフトの代わりにインストールした次第です。

    基本的には、管理WebサーバでDVX-500などに認識できるHTMLを吐き出し、専用サーバソフトの代わりとして動作するものですが、特筆すべきはUNC名をサポートしている点。先週書いたとおり専用サーバソフトでは、LAN上に公開している共有フォルダを認識できませんが、「Uzu」では定義ファイルに"\\Server\Share1"と記述することで、共有フォルダをDVX-500上認識するようになります。

    また、リストアップできるフォルダを複数指定できるのも大きなポイント。専用サーバソフトでは、映像・音楽・写真といったメジャーカテゴリに制限されていますが、「Uzu」ならば"JPOP=\\Server\Jpop""Hip-Hop=\\Server\Hiphop"というように、独自のカテゴリを設けることが可能なため、筆者の環境では10種類近くもカテゴリができてしまいました:-)

    設定方法はテキスト形式の定義ファイル上に、先のフォルダ書式を記述するだけと実に簡単。この他にも独自のショートカットファイルシステムやプレイリストが用意されているので、手間をかければかけるほど便利なシステムが構築できるでしょう。筆者はまだ試していないのですが、表示ファイル名置換機能を使えば、わかりやすくするために長めに付けたファイル名を、短く表示させることができるため、TV上での視認性も大幅にアップしそうです。

    この他にもLinux上で動作する「wizd」などもあるようですが、筆者はまだ試しておりません。我が家の環境ではWindows Server 2003はファイル&WINSサーバとして使っていますが、メインはあくまでもLinuxですので、こちらもそのうち試してみたいと思います。

    閑話休題。Microsoft Officeアプリケーションでは、ファイルを開いたり保存する際に表示されるダイアログボックスにプレースバーが表示されています。以前の連載(第25回で、このプレースバーのカスタマイズ方法を紹介したことがありますが、今回はちょっと手を加えて表示形式を変更してみましょう。まずは、プレースバー上の<マイドキュメント>アイコンの設定を行います。

    1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2.「名前」に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3.「レジストリエディタ」が起動したら、HKEY_CURRENT_USER→Software→Microsoft→Office→11.0→Common→Open Find→Places→StandardPlaces→MyDocumentsとキーをたどって開く。
    4.<新規>メニュー→<新規>→<DWORD値>と選択し、名前を「View」とする。
    5.次に「View」をダブルクリックで開き、「値のデータ」を「5」に書き換えて<OK>ボタンをクリック
    6.[F5]キーでレジストリの内容をOSに反映させてから、「レジストリエディタ」を終了する。

    同Tipsを行ったことがある方ならご存じだと思いますが、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\11.0\Common\Open Find\Places以下にはStandardPlacesというキーがあり、その下にはDesktop、MyDocumentsといったキーが用意されています。ここには、プレースバーのボタンを右クリックすると表示される<上へ移動><下へ移動>といったアクションの結果が保存されます。

    この順番はDWORD値「Index」に保存されており、例えばMyDocuments下にDWORD値「Index」を作成し、値のデータを「0」にすることで先頭に、「1」にすることで2番目に表示されます。また、非表示にするにはDWORD値「Show」を作成し、値のデータを「0」にすればOKです。

    さて、前述した手順を行った後にExcelなどを起動し、<ファイル>メニュー→<開く>を選択すると、これまでと同じダイアログボックスが表示されますが、この状態で<マイドキュメント>ボタンを再度クリックすると、縮小表示モードに切り替わります。

    筆者が調べた範囲ですが、このDWORD値「View」では、「1」で一覧表示に、「2」で詳細表示、「4」でプレビュー、「5」で縮小表示となるようです。この他にもDWORD「ArrangeBy」でファイル名の表示順番を変更できますが、あまりメリットを感じなかったので、今回は見送りたいと思います。

    ちなみにこの設定はキー名からわかるように、Microsoft Office 2003専用の設定です。値は若干異なりますが、Microsoft Office 2002で使う場合は、HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\10.0\Common\Open Find\Placesを編集してください。

    それではまた次週お会いしましょう。

    阿久津良和(akutsu@cactus.ne.jp)

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