【コラム】

Windows XPスマートチューニング

99 最小化したOutlook 2003をタスクトレイに表示

    阿久津良和  [2003/11/26]

    こんにちは、阿久津です。先日「Google Deskbar( http://toolbar.google.com/deskbar/ )」について書いたところ、ありがたいことに、読者の方からタブブラウザとの連動に関しての報告を頂きました。その方の説明によると、現在配布されているバージョンでは「インターネット ショートカット」の「open」アクションを直接参照しているようで、例えば「Dount」というアクションを作成し、それを規定に設定しても参照されるのは「open」のため、Internet Explorerが起動するというわけです。つまり、ここで設定されているパス名を変更することで、Webブラウザの関連付けを変更できるとのこと。

    具体的には、任意のフォルダにある<ツール>メニュー→<オプション>と選択し、フォルダオプションダイアログの<ファイルの種類>タブから「(拡張子なしの)インターネット ショートカット」を選択した状態で<詳細設定>ボタンをクリック。開いたダイアログの<open>を選択した状態で<編集>ボタンをクリックし、各項目を設定すればよいようです。ちなみに筆者の場合は「アクションを実行するアプリケーション」は「"C:\Program Files\Tools\donut\Donut.exe" %1」。<DDEを使う>にチェックを入れ、「DDEメッセージ」は「[open("%1")]」、「アプリケーション」は「DountQ」、「トピック」は「system」としました。

    これで、「Google Deskbar」で実行した検索結果は、任意(上記の例では「Dount」)のWebブラウザで開かれるようになりました。もちろんGoogle Deskbar Settingsダイアログの<Mini-Viewer>タブにある<Display search results in Mini-viewer>のチェックを外すことを忘れずに。

    気をよくした筆者はWindowsの各設定を変更し、MSN Messengerから呼び出されるHotmailのWebメールページもInternet Explorerからタブブラウザへ連動させようとしましたが、こちらは先の手順ではうまくいきません。もちろんレジストリもチェックしてみたのですが、それらしいものがなかったため、バイナリデータとしてIEへのフルパスが保存されているのかとMS-DOS時代のような考え方でバイナリダンプを取ってみたのですが、当たり前のように見つかりません。ひとまず諦めましたが、時間を見つけてじっくりと調べたいと思います。もっとももう師走ですのでそんな時間を作れるのか怪しいところですが…;-)。

    閑話休題。筆者は仕事用の電子メールソフトとしてOutlook 2003(以下、Outlook)を使っています。周りからは結構『どうして使っているの?』と言われますが、現在PIMと合体したメールソフトは事実上Outlookのみという理由から使っています。なんと言っても編集者から来た仕事関連の電子メールをドラッグ&ドロップで予定やタスク(仕事)に組み込める便利さのため、かなり前のバージョンから愛用してきました。

    さて、このOutlookは最小化時にタスクボタンとなるものの、タスクトレイに収納されることはありません。ちなみにOutlook 2002ではタスクボタンのみでしたが、Outlook 2003からはタスクボタンとタスクトレイ両方に表示されるようになったと記憶しています。しかし、この動作は日常的にOutlookを使っている筆者には実にできの悪い仕様に感じてしまいました。例えばBeckyという有名なメールソフトでは「最小化時はタスクトレイのみに表示」というオプション項目が用意されているため、起動しっぱなしでも違和感を感じさせません。

    そこで今週は、Outlookも同様の動作を行うためのTipsを紹介しましょう。

    1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2.「名前」に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3.「レジストリエディタ」が起動したら、HEY_CURRENT_USER→Software→Microsoft→Office→11.0→Outlook→Preferencesとキーをたどって開く。
    4.<編集>メニュー→<新規>→<DWORD値>と選択し、名前を「MinToTray」とする。
    5.「MinToTray」をダブルクリックで開き、<10進数>をチェックする。
    6.「値のデータ」を「1」に書き換えて<OK>ボタンをクリック。
    7.<×>ボタンを押して、レジストリエディタを終了する。

    これで設定が完了し、Outlookを最小化するとタスクトレイにはアイコンがあるものの、タスクボタンとしては表示されなくなりました。ちなみに今回はOutlook 2003に関して紹介しましたが、Outlook 2002など以前のバージョンをお使いの場合はステップ3でたどるレジストリキーの「11.0」を任意のものに置き換えてください。ちなみにOutlook 2002は「10.0」となっています。

    それではまた次週お会いしましょう。

    阿久津良和( akutsu@cactus.ne.jp )

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