【コラム】
こんにちは、最近トラブル続きの阿久津です。仕事やプライベートだけでなく、PC機材も次々と不具合が生じるようになりました。ここ数週間で大きかったのが、5.1chスピーカーシステムと120GB HDDのお亡くなり。
前者はどうもACアダプターがショートしただけのようですが、元々音質に難があり気に入っていなかったので、好みのサラウンドスピーカーシステムが出るまで2chスピーカーに戻すことに。しかし、後者のHDDは久々の大ダメージ。同ドライブには、手持ちのCD/DVD-ROMをイメージファイル化したものを置いておき、DAEMON Toolsでマウントして使っていた程度ですが、再度必要なCD/DVD-ROMをイメージファイル化する手間を考えると目眩を起こしそうです:-<。
クラッシュ直前にはSMART機能による警告が出ていたので、SMART Defenderを使おうとIBMのWebサイトを探してみると、いつの間にか配布中止になったようでした。ちょうどHDD事業部門は2003年当初からHitachi Global Storage Technologiesに統合され、同ツールの配布が終了したようです。とりあえず残っているDrive Fitness TestをダウンロードしてHDDに問題がないかチェックしてみましたが、やはりエラーがボロボロと出てくるため、再度PCに接続してエラーセクタが含まれていないファイルのみを別ドライブに回収しました……。
そんなわけで、現在PCを使い続けて数百回目の『バックアップしときゃよかった』という後悔の念にかられていますが、以前も書いたようにウン十GBものデータをバックアップするには、HDDをリムーバブルディスク化し、バックアップメディアとして使うしかありません。データを貯め込むには、お金がいくらあっても足りないという現状に、いっそのこと『すべてのデータを削除してしまおうか』とも思うのですが、筆者はコレクター癖があるらしく、なかなか思い切った行動に出られません。早くTBクラスのHDDが発売されないかと思っている次第です。
閑話休題。以前のInternet Explorerではオプションダイアログの<詳細設定>タブに「新しいプロセスでブラウズを開始」という項目が用意されていました。しかし、Internet Explorer 5.01以降は同項目がなくなっています。そもそも、この「新しいプロセスでブラウズを開始」とは、Internet Explorer起動時にiexplore.exeを使うのかexplorer.exeの1プロセスとして動くのか選択を行うものです。
ではなぜ同項目がなくなったのでしょうか。実は項目がなくなったInternet Explorer 5.01以降は、PCの物理メモリが32MBより少ないと自動的に同項目が無効になり、それ以外の環境ではiexplore.exeが使われるようになっています。つまり自動化されたというわけです。『なら問題ないじゃないか』と思われるかもしれませんが、この設定はそれぞれメリット・デメリットが存在します。
例えばiexplore.exeを使う場合、何らかの理由でハングアップしてもシステム環境は安定して動作しますが、メモリの消費が大きくなります。また他プロセスとのセッションcookie共有ができないため、複数のInternet Explorerでセッションcookieを必要とするWebサイト開いても異なるクライアントと判断される可能性があります。一方、explorer.exeを使う場合、同じプロセスを使うことになるためセッションcookieの共有が可能。また、メモリ消費量も最低限に押さえられるものの、ハングアップ時にはWindowsのシェルとInternet Explorer両方が強制終了してしまうのです。
このように、それぞれメリット・デメリットがあるため、どちらが良いというより、「ユーザの使用スタイルや動作環境によって異なる」と言えるでしょう。そこで今週のTipsは、このようにInternet Explorer 5.0まではオプションダイアログから設定できていた「新しいプロセスでブラウズを開始」をレジストリ上から設定する手順を紹介しましょう。
1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
2.「名前」に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
3.「レジストリエディタ」が起動したら、HKEY_CURRENT_USER→ Software→ Microsoft→
Windows→ CurrentVersion→ Explorerとキーをたどって開く。
4.<編集>メニュー→<新規>→<文字列>と選択し、名前を「BrowseNewProcess」に変更する。
5.「BrowseNewProcess」をダブルクリックで開き、「値のデータ」に「Yes」と入力し<OK>ボタンをクリック。
6.レジストリエディタを終了し、Windows XPに再ログオンする。
ポイントはステップ5の「値のデータ」に入力する文字列です。「Yes」と入力した場合はiexplore.exeを新しいプロセスで開始し、「No」の場合はexplorer.exe の単独のプロセスを使用するようになります。自分の作りたい環境にあわせて入力する文字列を変更してください。
それではまた次週お会いしましょう。
阿久津良和( akutsu@cactus.ne.jp )
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