【コラム】

Windows XPスマートチューニング

68 HDDの空き容量不足通知の値を設定する

    阿久津良和  [2003/04/09]

    こんにちは、阿久津です。昨日新しいThinkPad Xシリーズに触る機会がありました。現在使っているT30は、Xシリーズの進化に不満を感じて購入したマシンですが、やっぱりコンパクトに設計されたXシリーズに魅力を感じてしまいます。

    Pentium Mプロセッサが実現するパフォーマンスもポイントのひとつですが、まだ現役で動いているT30を引退させて、新しいノートPCを購入する気にもちょっとなれません。40GBというハードディスクドライブの容量も変わっていないため、個人的にはこのあたりを解消した次世代Xシリーズを勝手に本命と考えています。

    そんなわけで、日々のメールチェックやWeb巡回、原稿作成やちょっとしたフォトレタッチまで、すべてノートPCで行っている筆者にとってハードディスクの空き容量は死活問題です。数カ月前までは「データはサーバー上に置けばよい」と思っていましたが、無線LANを導入したことで、これまでの有線LAN環境に比べてサーバー上にあるファイルにアクセスしにくく(=遅く)なりました。

    当たり前ですが、802.11bは理論値11Mbpsですから100BASE-TXの約9分の1。802.11aもしくは11gに投資するよりも、ギガビット環境を導入したほうが良いと考えている筆者にとっては、このスピードダウンはかなりキツいものとなりました。そんな訳で、何でもローカルディスクに貯め込む癖がついた筆者にとって、空き容量が気になるポイントとなったわけです。

    以前は「無駄なチェックルーチンが割り込むからイヤ」という理由で、HKEY_CURENT_USER →Software →Microsoft →Windows →CurrentVersion →Policies →ExplorerにあるDWORD「NoLowDiskSpaceChecks」の値のデータを「1」にして、「ディスクスペースが不足しています」のメッセージを止めていた筆者ですが、同キーを早速削除してワーニングメッセージを生き返らせました。

    しかし、テンポラリフォルダに代表されるワークエリアを多めに取っておきたい、と感じる筆者にとって初期設定値の10%は少なく感じることがしばしば。そこで、今回はこの空き容量不足を判断するパーセンテージを変更するTipsを紹介しましょう。

    1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2.「名前」に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3.レジストリエディタが起動したら、HKEY_LOCAL_MACHINE →System →CurrentControlSet →Services →LanmanServer →Parametersとキーをたどって開く。
    4.<編集>メニュー→<新規>→<DWORD値>と選択。
    5.「新しい値 #1」を「DiskSpaceThreshold」に変更する。
    6.「DiskSpaceThreshold」をダブルクリックで開く。
    7.<表記>の<10進>をチェックした後、値のデータ欄に半角で「20」と入力し<OK>ボタンをクリックする。
    8.レジストリエディタを終了させ、Windows XPを再起動する。

    これで設定が完了しました。ポイントはステップ7の設定値で、ここに入力する数値が、ハードディスクの空き容量不足と判断するパーセンテージとなります。つまりこの例では20%に変更したというわけです。ちなみに設定範囲は「0」から「99」まで。さすがに「0」は意味がないと思いますのでお薦めしませんが、ご自分の環境にあわせて設定してください。

    それではまた次週お会いしましょう。

    阿久津良和 ( akutsu@cactus.ne.jp )

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