【コラム】
こんにちは、阿久津です。筆者は仕事が一段落すると、ディスククリーンアップやデフラグなどを実行してPCをクリーンな状態に維持するよう努めていますが、ひとつだけ気になるというか、引っかかるのがファイル圧縮の存在。これは一定期間アクセスのないファイルをハードディスクドライブ内から見つけ出し、ファイルを圧縮してハードディスクドライブ空き容量を確保するというものです。
しかし、筆者はどうも圧縮というのはあまり好きになれず、MS-DOS時代に流行った「ディスクを丸ごと圧縮する」アプリケーション類は、実験以外では使いませんでした。そもそも圧縮されるということは、そのファイルを使う際に展開処理が行われるため、どうしてもパフォーマンスダウンに繋がってしまいます。
特に筆者がメインPCとしているノートPC類は(デスクトップPCに比べて)ハードディスクへのアクセススピードが遅かったりCPUパワーも不足気味なため、どうしてもOS側で無駄な処理を省いてやる必要がでてきます。そんな理由で、ディスククリーンアップを実行するときは、圧縮ファイルの項目を必ずチェックオフしてツールを実行していましたが、実際は最初のファイル検索時に時間がかかっているのが気になってしました。
そんなことを徒然と考えながらWebを見て回っていると、この圧縮ファイルを有効にした状態では環境によってハングアップするという記述を見つけました。これら、どうやらバグらしく、マイクロソフトもKnowledge Baseで公開しています(Disk Cleanup Utility Stops Responding マイクロソフト サポート技術情報 - 812930 )。今週はこのディスククリーンアップを実行する際に圧縮ファイルを対象から外すTipsを紹介しましょう。
1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
2.「名前」に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
3.HKEY_LOCAL_MACHINE →SOFTWARE →Microsoft →Windows →CurrentVersion →Explorer →VolumeCachesとキーをたどって開く。
4.Compress old filesキーを選択した状態で、<編集>メニュー→<削除>を選択。
5.確認をうながすダイアログが表示されるので<はい>ボタンで削除を実行。
6.[F5]キーを数回押してレジストリエディタを終了する。
これで、設定が変更されました。試しにディスククリーンアップを実行してみましょう。するとこれまで列挙されていた「圧縮ファイル」という項目がなくなっていると同時に最初のターゲットファイル検索時間が大幅に短くなっているはずです。ちなみにこの手順は、いきなりキーを削除してしまいますので、<ファイル>メニュー→<エクスポート>でCompress old filesキーのバックアップを取ることをお薦めいたします。
それではまた次週お会いしましょう。
阿久津良和 ( akutsu@cactus.ne.jp )
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