【コラム】

Windows XPスマートチューニング

31 デバイスマネージャですべてのデバイスを表示する

    阿久津良和  [2002/07/03]

    こんにちは。先週書いたTVチューナ&キャプチャマシンのパワーアップも無事完了し、ビデオ編集用にRAIDシステムも導入してみました。組み立て時のトラブルもOSセットアップ時のトラブルも起きず、正直ネタになることが何もなかったため、がっかりしている阿久津です;-)。

    さて、最近のMicrosoftの動向で面白かったのが「Microsoft Software Update Services」の公開でしょう。本誌の記事(「マイクロソフト、セキュリティへの取り組みの経過を発表」( http://pcweb.mycom.co.jp/news/2002/04/16/07.html )でも取り上げられているように、LAN上のサーバーにてWindows Updateで配布されている各コンポーネントを管理し、クライアントが内部のSoftware Update Servicesサーバーにアクセスする。

    これは面白いと思い、早速事務所のサーバーやクライアントOSにインストールしてみました。「Software Update Services」の配布サイト( http://www.microsoft.com/japan/windows2000/windowsupdate/sus/default.asp )にアクセスして必要なファイルをダウンロード、ソフトをインストールしたサーバーでWindows Updateサイトにアクセスしてコンポーネントの同期を取り、コンポーネント配布の許可を出して準備は完了。クライアント側も同じくソフトをインストールしました。

    ここまでは全く問題なかったのですが、どうやってクライアントがサーバーにアクセスするようになるのかが不明でした。FAQなどをチェックすると、「各クライアントは自動更新クライアント バージョン2.2で、Software Update ServicesサーバーのURLを参照するように設定する必要があります」と書かれていました。また配布ページでは、「<スタート>→<設定>→<コントロールパネル>と開き、「自動アップデート」をダブルクリックし、好みの通知方法を選択」とあります。

    しかし、Windows XPには「自動アップデート」なんてありませんし、もちろん「システムのプロパティ」にある<自動更新>タブもURLを記述するような箇所も見つかりませんでした。そこで、Windows 2000にクライアントソフトをインストールしてみると、確かにコントロールパネルに「自動更新」というアイコンが追加されました。ですが、その画面内容はWindows XPと同じくURLを指定するような箇所はありません。

    ただし、数分経つと「自動更新の準備が出来ました」というバルーンメッセージが表示され、(ルータを見る限り)たいしたトラフィックもなく各種コンポーネントが更新されたので、正常には動作しているようです。いまいちすっきりしない結果となってしまいましたが、もし新しい情報が入りましたら、本連載でお知らせしたいと思います。

    閑話休題。Windows XPの「デバイスマネージャ」には、非表示デバイスという項目が用意されています。<表示>メニュー→<非表示のデバイスの表示>にあるアレです。このアクションにより、非プラグ&プレイデバイスやドライバ、プリンタなどを表示するようにできますが、実は完全ではありません。Windows XPにインストールされていても、USBデバイスなどに代表される、いくつかのデバイスは表示されないのです。そこで今回は、デバイスマネージャですべてのデバイスを表示する設定を行いましょう。

    1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2.「名前」欄に半角で「regedit」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3.HKEY_LOCAL_MACHINE→SYSTEM→CurrentControlSet→Control→Session Manager→Environmentと開く。
    4.<編集>メニュー→<新規>→<DWORD値>と選択。
    5.作成された「新しい値 #1」を半角の「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」に変更する。
    6.「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」をダブルクリックで開く。
    7.「値のデータ」欄に半角で「1」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    8.「レジストリエディタ」を終了し、Windows XPを再起動する。

    この「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」というキー値に見覚えのある方、なかなかのチューニングマニアとお見受けします:-)。実は「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」は環境変数でも設定可能で、Microsoftでは環境変数での設定を推奨しています。しかし、環境変数はレジストリ上に保存されるため、最初からレジストリで設定したほうが早いというわけです。

    ちなみに環境変数で登録する場合は、<スタート>メニュー→<設定>→<コントロールパネル>→<システム>→<詳細設定>タブ→<環境変数>ボタン→「システム環境変数」セクションの<新規>ボタンとクリックし、変数名欄に半角で「DEVMGR_SHOW_NONPRESENT_DEVICES」と入力。変数値欄に半角で「1」と入力すればOK。

    また、この設定後に「デバイスマネージャ」を開いた後、<表示>メニュー→<非表示のデバイスの表示>と選択すると、過去にインストールしたハードウェアのドライバソフトなどが表示されますので、削除するなりWindows XPのメンテナンスを実行してください。

    それでは、また次週お会いしましょう。

    阿久津良和( akutsu@pc.mycom.co.jp )

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    http://pcweb.mycom.co.jp/column/winxp.html

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