【コラム】

Windows XPスマートチューニング

16 パソコンの電源を切るショートカットを作る

    阿久津良和  [2002/03/13]

    こんにちは、阿久津です。さて先週は"reg.exeの続きを"と書きましたが、よく考えてみれば、一般のユーザーの方の場合、レジストリのバックアップ以外はさほど便利に活用できるものでは無いような気がします。筆者のようにレジストリの変化をリアルタイムで知りたい場合は、ターゲットキーを他のキーにコピーし、その比較を行なうバッチファイルを使えばいいのですが、あまり必要ありませんよね? と、いうことで別の話題で今週の「Windows XPスマートチューニング」をお送りしたいと思います。

    さて、以前読者の方から頂いた質問で、『Windows 98のように、アイコンでパソコンの再起動や電源オフをできませんか』というものがありました。そのときはコマンドラインツールまでチェック仕切れなかったWindows XP発売直後ということもあって、オンラインソフト等の使用をオススメしたのですが、最近コマンドラインツールをチェックする機会があって色々と見てみると、「Shutdown.exe」というそのまんまのツールが用意されていました。申し訳ありません>メールをくださった読者の方

    と、いうことで早速試してみました。このコマンドにはいくつかのオプションが用意されており、その組み合わせでログオフやパソコンの電源オフ、再起動を実行しているようです。まずは基本となるショートカットアイコンの作成手順から紹介しましょう。

    1.デスクトップの何もないところを右クリック。
    2.メニューから<新規作成>→<ショートカット>と選択。
    3.フォームに半角で「shutdown -l」と入力し、<次へ>ボタンをクリック。
    4.フォームに「ログオフ」と入力して<完了>ボタンをクリック。

    さっそく、デスクトップに作成された「ログオフ」アイコンをダブルクリックしてみましょう。問題なくログオフされ、「ようこそ」の画面が表示されればOKです。しかし、一瞬「コマンドプロンプト」画面が表示されるのが気にくわないですね:-)。そんな方は以下の手順を行なってください。

    1.「ログオフ」アイコンを右クリック。
    2.メニューから<プロパティ>を選択。
    3.「実行時の大きさ」欄を<最小化>に変更。
    4.<OK>ボタンをクリック。

    これで「コマンドプロンプト」の画面は表示されなくなりました。しかし、Windows XPの終了告知APIに対応していないアプリケーションや、何らかの理由でハングアップしたアプリケーションがネックとなって、ログオフが実行されない場合があるようです。そんな場合は、先ほどのステップ3で入力したコマンドを「shutdown -l -f」に置きかえてください。

    この「-f」オプションは、"実行中のアプリケーションを警告なしに閉じる"というもので、前述のハングアップしたアプリケーションを強制的に閉じ、ログオフ等のアクションを実行するというものです。

    さて、ログオフする場合は「-f」オプションだけでも問題ありませんが、再起動や電源オフの場合はそうもいきません。ここで登場するのが「-t」オプション。これは電源オフの「-s」オプション、再起動の「-r」オプションに関係し、シャットダウン実行までのタイムアウト値を設定するものです。

    と、いうことで一番最初に紹介した手順のステップ3を以下のコマンドに置きかえることで、それぞれのアクションが可能となります。

    --
    ログオフ shutdown -l -f
    電源を切る shutdown -s -f -t 0
    再起動 shutdown -r -f -t 0
    --

    ちなみに今回はこまかく紹介しませんが、このコマンドには、メニューを表示する「-i」オプションや、ネットワーク上にある他のパソコンをシャットダウンする「-m」オプションなども用意されています。色々と組み合わせることで、日常作業を自動化できますのでおためしください。それではまた次週お会いしましょう。

    阿久津良和 ( akutsu@pc.mycom.co.jp )

    バックナンバー
    http://pcweb.mycom.co.jp/column/winxp.html

    新着記事

    特設サイトの情報

      人気記事

      一覧

        新着記事

        特別企画

        マイナビニュースマガジン