【コラム】

Windows XPスマートチューニング

9 言語バーを無効にする

    阿久津良和  [2002/01/23]

    こんにちは、阿久津です。さて、今回のお題は「言語バー」です。そもそも言語バーとは、手書き入力の認識や音声認識、通常の文字入力など、Input Methodに関するインタフェースです。Microsoft Office XPから導入され、ご存じのとおりIME 2002の関係からWindows XPにも標準搭載されています。また、Windows XPからは、最小化してタスクバーにドッキングさせたり、デスクトップ上で半透明状にしたりと、さまざまな機能を兼ね備えています。

    しかし、多くのユーザーはその機能を使っていないのではないでしょうか? 例えば、日本語と英語のバイリンガル環境ならばともかく、多くのユーザーは日本語オンリーの環境で操作しているはずです。そういう意味では言語バーに備わっている"言語の切り替え"や"キーボードレイアウト"変更機能はあまり意味をなさないものといえるでしょう。また、筆者は普段使用するIMEとして、JustSystemのATOK14を使用していますので、Microsoft IME2002は無用の長物となってしまっています。

    「ヘルプとサポート」には、『使用していないテキスト サービスを削除します。各テキスト サービスはコンピュータのメモリを必要とし、パフォーマンスに影響を与える可能性があります』(「テキストサービス」で検索し、「テキストサービスを削除する」で述べられています)とありますので、IME2002以外のIMEをインストールしている方は以下の手順で削除するのもいいでしょう。

    1.<スタート>メニュー→<設定>→<コントロールパネル>と開く。
    2.「地域と言語のオプション」をダブルクリックで開く。
    3.<言語>タブ→<詳細>ボタンをクリック。
    4.「インストールされているサービス」セクションの「Microsoft IME Standard 2002」を選択し、<削除>ボタンをクリック。

    この手順で、同時に「Microsoft IME Natural Input 2002」も削除できます。ちなみに再起動を行なうことで完全に削除されるようです(こまかい関連ファイルが残ってしまうようですが、これはまた別の機会に紹介しましょう)。さて、これでWindows XPにインストールされているIMEはATOK14だけとなりました。ここで先ほどの言語バーに戻ります。ATOK14には「ATOKパレット」と言う独自のツールバーが用意されています。これをデスクトップ上でフロートさせるなり、タスクトレイに収納させるなりすればいいわけです。

    ちなみに、『他のIMEをインストールしているものの、MS-IME2002を削除するのはちょっと怖い』という人は、以下の手順で無効にしましょう。

    1.<スタート>メニュー→<設定>→<コントロールパネル>と開く。
    2.「地域と言語のオプション」をダブルクリックで開く。
    3.<言語>タブ→<詳細>ボタンをクリック。
    4.<言語バー>ボタンをクリック。
    5.「詳細なテキストサービスを無効にする」にチェックを入れ、<OK>ボタンをクリック。
    6.確認をうながすダイアログが表示されるので、<はい>ボタンをクリック。
    7.<OK>ボタンで「テキストサービスと入力言語」ダイアログを閉じる。

    これで言語バーが、Windows XPのデスクトップからきれいになくなりました(IMEがATOK14だけの場合は、<言語バー>ボタンがグレー表示になり、あらかじめ無効になってしまいます)。しかし、言語バーの実体である「Ctfmon.exe」は相変わらずメモリ上に鎮座しています(筆者の環境では約3.3MBほどメモリを消費していました)。最後はこのCtfmon.exeの自動起動を無効にしましょう。

    1.<スタート>メニュー→<ファイル名を指定して実行>と選択。
    2.名前欄に半角で「msconfig」と入力し、<OK>ボタンをクリック。
    3.<スタートアップ>タブを開く。
    4.一覧にある「ctfmon」をクリックしてチェックオフ。
    5.<OK>ボタンをクリック。
    6.すると再起動をうながすダイアログが表示されるので、<再起動>ボタンをクリック。
    7.再起動後にメッセージダイアログが表示されるので、「Windowsの開始時にこのメッセージを表示しない、またはシステム構成ユーティリティを起動しない」をチェックオン。
    8.<OK>ボタンをクリック。

    これでctfmon.exeがメモリ上に読み込まれなくなりました。筆者の環境では特に問題は起きていませんが、もし不具合が起きたときは、上記の手順で「システム構成ユーティリティ」を起動し、「ctfmon」を有効にして下さい。それでは、また次週お会いしましょう。
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