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毎日のようにアクセスするWebサイトは、Webブラウザーのお気に入りなどに登録していることだろう。だが、Windows 10とMicrosoft Edgeブラウザーなら、もう少し簡単にお気に入りWebサイトへアクセスする方法がある。

スタートメニューとお気に入りバーで操作ステップを減らす

Microsoft Edgeの「お気に入り」にWebサイトを登録している場合、アクセスするまでの手順が冗長になることがある。「ハブ」ボタン→「お気に入り」ボタン→目的のWebサイトをクリック/タップと、3ステップの操作が必要だ(ハブの状態によっては2ステップ)。

「Ctrl」+「I」キーを使えば2ステップで済ませられるが、それでも煩雑に感じるかも知れない(Microsoft Edgeで利用できるショートカットキーは第90回で紹介している)。

PCをスリープ状態から復帰させ、目的のWebサイトにアクセスするのであれば、スタートメニューやMicrosoft Edgeのお気に入りバーを使うことで、よりスマートに操作できる。

まず、スタートメニューへのピン留めは、Microsoft Edgeの詳細メニューから実行。この際、確認をうながすメッセージが少々煩わしいが、ピン留め後はスタートメニューを開いて、タイルをクリック/タップと2ステップでアクセスできるようになる。

Microsoft Edgeでお気に入りのWebページを開き、「…」→「このページをスタートにピン留めする」と順にクリック/タップ

確認をうながすメッセージが現れるので、「はい」ボタンをクリック/タップ

これでスタートメニューにWebサイトがピン留めされる。必要であればタイルサイズを小さくするとよい

Microsoft Edgeのお気に入りバーを使う方法は、最初にお気に入りバーを表示させる。この操作は先ほどと同じように詳細メニューから実行すればよい。

Microsoft Edgeでお気に入りのWebページを開き、「…」→「設定」と順にクリック/タップ

「お気に入り」セクションの「お気に入り設定の表示」ボタンをクリック/タップ

「お気に入りバーを表示する」のスイッチをクリック/タップして、スイッチをオンに切り替える

なお、お気に入りの登録は「Ctrl」+「D」キーを押しても同様のウィンドウを呼び出せるので、やりやすい方法で登録してほしい。

「お気に入り」アイコンをクリックし、「保存する場所」を「お気に入りバー」に変更してから「追加」ボタンをクリック/タップ

これでMicrosoft Edgeが起動した状態なら、1ステップでWebページにアクセスできる。お気に入りが増えた場合は、「アイコンのみ表示する」に切り替えると多くのサイトを登録することが可能だ。

アイコンを右クリック/長押しし、メニューの「アイコンのみ表示する」をクリック/タップ

これで表示形式が切り替わる。常にアイコンのみ表示する場合は、詳細メニューの「お気に入りバーにアイコンのみを表示する」のスイッチをオンにすればよい

阿久津良和(Cactus)