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Webサービスは常に進化するものだが、Windows 10と連動するOneDriveは、これまでスピーディに変化してきた。これからもそうだろう。今回は、Windows 10のコンテキストメニューに並ぶOneDrive関連項目について解説する。

即時共有とSNS経由の共有が可能

Windows 10のコンテキストメニューには、「OneDriveリンクの共有」「その他のOneDrive共有オプション」「オンラインで表示」「同期するOneDriveのフォルダーを選択」という4つの項目が並んでいる。

ローカルのOneDriveフォルダーに対するコンテキストメニューには、4つの関連項目が並ぶ

ファイルやフォルダーに対して「OneDriveリンクの共有」を選択すると、共有URLがクリップボードにコピーされるため、それをIM(インスタントメッセンジャー)やメールで相手に送るだけで、任意のデータを共有できる。

共有するファイルを右クリック/長押しし、「OneDriveリンクの共有」をクリック/タップ

クリップボードに共有URLを保存した旨を示す通知が現れる

URLをWebページで開くと、画像ファイルであればそのまま表示。OneDrive上で表示できないファイルはダウンロードとなり、フォルダーの場合はそのまま内容を表示するという動作だ。

こちらはクリップボードをメモ帳に貼り付けた状態。IDや認証キーなどが並ぶ

共有URLをWebブラウザーで開くと、ファイルの表示やダウンロードが可能になる

「その他のOneDrive共有オプション」を選択すると、WebブラウザーでOneDriveが開き、共有URLやメールといった操作以外にもFacebookなどのSNSへ共有URLを投稿するウィンドウが開く。元からSNSへ投稿するつもりでOneDriveを起動する場合はこちらが便利だ。

「その他のOneDrive共有オプション」では共有URLおよびメールの送信が可能。「その他」をクリック/タップで展開するとSNSも選択できる

「オンラインで表示」は、文字どおりWebブラウザーでOneDrive上のファイルを表示する。「同期するOneDriveのフォルダーを選択」は、同期するフォルダーを取捨選択する機能だ。

「同期するOneDriveのフォルダーを選択」をクリック/タップすると、同期フォルダーの取捨選択が可能になる

阿久津良和(Cactus)