「Windows 10ミニTips」は各回の作成時点で最新のWindows 10環境を使用しています。

海外の一部ニュースメディアは、Windows 10のロック画面に「Rise of the Tomb Raider」の広告と思われる画像が現れたと報じている。そこで今回は、Windowsスポットライトの設定を変更するTipsを紹介しよう。

ロック画面に広告が?

Windowsスポットライト」は、インターネット経由で美しい画像をロック画面として表示し、Windows 10の使い方やUWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリケーションの紹介メッセージを発する機能として実装している。

ロック画面をWindowsスポットライトに変更した状態。インターネット経由で画像が切り替わり、気に入ったかどうかをフィードバックすると、好みに合うような画像が配信されるという

このような経緯からWindows 10 Homeエディションに限定していたが、バージョン1511(Threshold 2)から、Windows 10 Proエディションでも使用可能になった。

Windowsスポットライトを有効にするには、デスクトップの何もないところを右クリック/長押しし、「個人設定」をクリック/タップ

「設定」の「パーソナル設定」が開いたら、「ロック画面」をクリック/タップし、ドロップダウンリストから「Windowsスポットライト」を選択

冒頭で述べたように、Windowsスポットライトを有効にしているユーザーの間で、スクエア・エニックスの「Rise of the Tomb Raider」の画像がロック画面に現れたという。

Windowsストアで購入できる「Rise of the Tomb Raider」

筆者の環境では確認していないが、今後、日本語環境でも同様の広告が現れる可能性は否定できない。

先ほどの手順で「ロック画面」を開き、ドロップダウンリストから「画像」もしくは「スライドショー」を選択。続いて「ロック画面にトリビアやヒントなどの情報を表示する」をクリック/タップしてオフにする

広告表示を避けるためには、Windowsスポットライトではなく、ロック画面の背景設定で「画像」「スライドショー」のいずれかを選ぶ必要がある。なお、本Tipsは広告が表示されてからでも問題ないので、しばらくは目新しい写真や画像を楽しもう。

こちらはWindows 10に含まれる画像をロック画面として指定した状態

阿久津良和(Cactus)