Useful Web Applications(8) Twitterに予約投稿できるサービス - 用途に応じて使い分けよう

Twitterは「いまどうしてる?」を共有するサービスですが、いまや「つぶやき」に限らず様々な目的で利用されており、数多くのサードパーティによるアプリケーションが、APIを利用してTwitterの機能を補完しています。中でも「Twitterに予約投稿する」という機能は、比較的多くのアプリケーションによって提供されているようです。そこで今回は、Twitterに予約投稿できるサービスを4つ紹介しましょう。

Twit Delay

Twit Delayは国産のTwitter予約投稿サービスです。予約できる投稿数は100件までで、分単位で予約時間を指定できます。日時指定以外に「指定時間後につぶやく」こともできて便利です。

Twit Delayの予約投稿画面

さらに、Twitterの投稿規制によって投稿が失敗した場合でも、その後自動的に再投稿を試みてくれるという親切設計。その他、投稿に使用するフッターを保存するオプションや、URLを「bit.ly」で短縮する機能なども備えています。

Buffer

Bufferは、登録されたツイートを指定した時刻に1つずつ投稿していくサービスです。よくある予約投稿サービスではツイートごとに投稿日時を指定できますが、Bufferではあらかじめ投稿時刻を決めておく必要があります。

設定は「Dashboard」にある「Setting」から行います。

BufferのSettings画面

たとえば投稿時刻として「9:45 PM」と「10:05 PM」の2つを設定していた場合、1個目の予約投稿は当日の21時45分に、2個目の予約投稿は当日の22時05分に、3個目の予約投稿は翌日の21時45分に……と実施されます。

もし1個目のツイートの予約段階で21時45分を過ぎていたら、1個目の予約投稿は22時05分に実施され、以後2個目が翌日の21時45分、3個目が翌日の22時05分に……という順で実施されます。

Bufferの予約状況画面

Bufferは無料アカウントと有料アカウントがあり、無料アカウントでは1日に3投稿まで、予約登録できるツイートは10個まで、Twitterのアカウントは1個だけといったいくつかの制限があります。

HootSuite

HootSuiteは以前から多くのユーザーに利用されているソーシャルメディア・クライアントなので、それほど説明する必要もないでしょう。 TwitterやFacebook、mixiなどのソーシャルメディアのアカウントと接続し、投稿や返信を管理できるサービスです。

複数のアカウントを登録することもできますが、現在無料で利用できるのは5アカウントまで。6個以上のアカウントを登録する場合は、有料プログラムにアップグレードする必要があります。

HootSuiteで予約投稿をするには投稿欄にあるカレンダーマークをクリックします。

HootSuiteの予約投稿機能

「メッセージを予約」というエリアが表示されるので、投稿したい日時を選択します。設定できる時刻は5分刻みです。現在より5分以内の時間を設定することはできません。オプションとして、投稿時に自分宛にメールでお知らせするかどうかを選択可能です。

なお、HootSuiteの予約投稿機能には「Schedule In Bulk」というボタンもありますが、これはCSVファイルをアップロードして一気に投稿予約をしたい場合に利用する機能だそうで、有料のHootSuite Proでないと利用できません。

FutureTweets

FutureTweetsは、Twit DelayやBufferと同様、予約投稿だけに特化したサービスです。ツイートする内容を入力し、投稿日時を指定して予約できます。画面上では1秒単位で投稿時刻を設定できますが、実際にその「秒」まで正確に合わせて投稿されることはありません。

FutureTweetsの予約投稿画面

入力オプションとしてUTF-8の特殊な絵文字を入力する機能があるので、ツイートに絵文字を入れたい場合は便利でしょう。また、入力欄に「Flip the Tweet」というチェックボックスがあり、これをチェックすると、入力したアルファベットが上下逆になり、全体の文字の並びが逆さまになります。これが便利かどうかはわかりませんが……面白い機能ではあります。

また、予約されたツイートの「編集」マークをクリックすると、そのツイートの繰り返し設定をすることができます。

FutureTweetsの編集画面

用意されている項目は「Daily」「Weekly」「Monthly」「Yearly」の4つ。定期的に同じ内容のツイートを投稿したいという場合に便利です。