E7系は3月15日のダイヤ改正で、3編成が先行投入される予定

北陸新幹線用新型車両E7系の試乗会が、2月7~9日の3日間にわたり実施された。この日はE7系F2編成による一般向けの試乗会列車(長野~大宮間を往復)の他に、F1編成を使用した列車も運転されていて、F2編成より約1時間早く大宮駅を発車。軽井沢駅まで走行した後、高崎方面へ折り返していった

車両情報

JR東日本 新幹線E7系

基本情報

北陸新幹線金沢開業に向け、JR東日本・JR西日本が共同開発した車両。12両編成のうち、1両に「グランクラス」(定員18名)が導入される。先頭形状は、「ワンモーションライン」とネーミングされたシンプルな流線形のデザインで、車体上部色に空色、車体色にアイボリーホワイト、車体中央の帯色に銅色・空色を採用した。

営業最高速度は時速260km(高崎~金沢間)。「グランクラス」車両にフルアクティブサスペンション、その他の車両にセミアクティブサスペンションを搭載し、乗り心地の向上を図る。「グランクラス」とグリーン車の全座席、普通車の車端部および窓側の座席には電源コンセントを設置。同車両は2014年3月15日のダイヤ改正で、長野新幹線「あさま」7往復で使用されることが決まっている。