朱色1色の単色塗装となったキハ47形(2012年5月撮影)

吉備線を走るキハ47形2両編成の普通列車。以前は吉備線から津山線法界院駅まで乗り入れる列車もあったが、現在はなくなっているという。JR西日本は113系・115系などともに、キハ40・47・48形の単色塗装への変更も進めており、国鉄時代をほうふつとさせる朱色1色の塗装のディーゼルカーが各地で見られるようになった。

車両情報

JR西日本 キハ40系

基本情報

キハ40系は非電化ローカル線用のディーゼルカーとして、国鉄時代の1977年から量産された。おもに両運転台のキハ40形、片運転台で両開きドア(片側2ドア)のキハ47形、片運転台で片開きドア(片側2ドア)のキハ48形の3形式からなり、現在も全国で活躍中。地域ごとにオリジナルの塗装が採用されたほか、観光列車用に改造された車両も多い。