スカイブルーの1000系1001号電車を先頭に、6両編成の臨時列車が熊谷駅へ

当コラム第101回でも紹介した秩父鉄道1000系1001号電車(スカイブルーの編成)が引退することになり、10月12日に臨時列車が運行された。1001号電車も含む6両編成で、国鉄時代の通勤電車をほうふつとさせる姿に。「LastRun 1001F」のヘッドマークも掲出された。熊谷駅では多くの鉄道ファンが1001号電車にカメラを向けていた。

車両情報

秩父鉄道 1000系

基本情報

秩父鉄道の100形・800形を置き換えるべく、1980年代にJR(旧国鉄)から101系を購入し、使用開始した車両。導入当時の塗装は黄色に茶色帯だったが、1993年以降、白地に水色・赤・青の帯に変更された。2007年以降、国鉄時代の塗装を再現した編成や、秩父鉄道のかつての塗装を再現した編成も登場した。

秩父鉄道では現在、東急電鉄8090系を購入・改造した7500系および7800系による1000系の置換えが進められている。2013年10月に1001号電車(スカイブルーの3両編成)が引退し、2編成が残るのみになった。