キハ261系の特急「スーパー宗谷」。多客期には増結され、6両編成に

特急「スーパー宗谷」は、日本最北端の稚内駅から、宗谷本線・函館本線経由で札幌駅へ向かう。同列車に使用されるキハ261系は時速130kmでの走行が可能で、これまで札幌~稚内間を最速4時間56分で結んでいた。しかし11月からJR北海道のダイヤが修正され、札幌~稚内間の所要時間(平均)は5時間4分になるとのこと。

車両情報

JR北海道 キハ261系

基本情報

キハ261系は宗谷本線経由の特急「スーパー宗谷」に使用される基本番台と、札幌~帯広間の特急「スーパーとかち」に使用される1000番台が登場している。

「スーパー宗谷」は宗谷本線旭川~名寄間の高速化事業にともない、2000年3月から運行開始。使用されるキハ261系(基本番台)は、キハ201系で採用された車体傾斜装置を改良して採用し、最高速度は時速130km。グリーン車に革張りシートを採用するなど、落ち着いた雰囲気の車内となっている。1000番台は基本番台と異なり、特急形電車789系に準じた先頭形状で、2007年から「スーパーとかち」に使用されている。