都営新宿線10-000形。高尾山口行の急行として京王線に乗り入れる

土休日の朝に設定されている都営新宿線・京王線直通の急行高尾山口行。写真の車両は都営新宿線10-000形(10-190F)で、1986年の船堀~篠崎間延伸に合わせて製造された3次車だという。なお、都営新宿線では2013~2015年度にかけて新造車両6編成(10両編成)を投入する計画で、すでに新造車両による試運転も始まっているそう。

車両情報

東京都交通局 都営地下鉄新宿線 10-000形

基本情報

都営新宿線用の車両として試作車が製造された後、1978年12月の岩本町~東大島間開業に合わせて量産車がデビューした。車体はセミステンレス製で、チョッパ制御やワンハンドル運転方式が採用されたという。その後も新宿線の延伸などに合わせて増備が続き、1997年12月のダイヤ改正で導入された車両はデザインが変更されている。

現在は後継車両の10-300形および10-300R形(先頭車のみ新造し、中間車に10-000形を組み込んだ車両)とともに、都営新宿線や、相互直通運転を行う京王線で活躍している。