東武スカイツリーラインを走る東急8500系の急行長津田行

東急電鉄を代表する車両のひとつ、8500系が、地下鉄半蔵門線の押上延伸開業で東武線へ乗り入れるようになったのは2003年から。今年で丸10年を迎えている。相互直通運転が始まった頃、東武線を走る東急8500系の姿はかなり違和感があった。いまも東武スカイツリーラインの駅で8500系に遭遇すると、ちょっとびっくりしてしまう……。

車両情報

東急電鉄 8500系

基本情報

新玉川線(現在の田園都市線渋谷~二子玉川間)の開通を前に、1975年から導入された車両。車内信号付ATC装置を備え、一部にVVVFインバータ制御を採用した車両もあるという。1976年、鉄道友の会ローレル賞に選出された。現在、田園都市線は東京メトロ半蔵門線・東武スカイツリーラインと相互直通運転を行い、8500系も南栗橋駅・久喜駅まで乗り入れる。一部車両は大井町線用として活躍している。