207系2編成の並走シーン。快速宝塚行はS35編成、回送列車はS59編成

学研都市線(片町線)沿線で、207系による快速と回送列車が並んで走る場面に遭遇した。現在の学研都市線は207系や321系が活躍し、JR東西線を経由して神戸方面や宝塚方面へ向かう電車も多数設定されている。

片町線は国鉄時代、非電化区間が存在するなどローカル線の雰囲気もある路線だった。同路線が大きく変貌するのはJR西日本の発足以降。「アーバンネットワーク」を構成する路線として、「学研都市線」の愛称が与えられ、非電化だった木津~長尾間も電化。正式な路線名の由来だった片町駅は、JR東西線の開業と同時に廃止された。

2008年にはおおさか東線が部分開業(放出~久宝寺間)し、放出駅・鴫野駅から新大阪方面への延伸工事も進む。学研都市線はさらなる変貌を遂げることになりそうだ。