もともと秀逸なデザインといわれる813系。9両編成だとより美しく見える

813系のR201編成(200番台)を先頭に、3編成つないだ9両編成の普通列車(羽犬塚行)が鹿児島本線を走る。813系もJR九州の多くの車両と同様、水戸岡鋭治氏率いるドーンデザイン研究所がデザインを手がけた。車体前面のブラックフェイスと赤い塗装が鮮烈な印象を与える。

列車情報

JR九州 813系

基本情報

1994年に登場し、北部九州の路線を中心に都市圏輸送からローカル輸送まで活躍する車両。長期にわたり製造されているため、製造年によって細部が異なる。

大多数の車両において、車体前面・客用扉は赤い塗装で、車内は転換クロスシート。「福北ゆたか線」用の車両のみ、車体前面・客用扉はグレーの塗装で、オールロングシートの中間車が組み込まれている。2007年に登場した1100番台以降の車両では、車体前面の表示器などに大型LEDが採用されており、デザインも変化した。