1月末から続く一連のPRキャンペーンが話題を呼んでいる岡山県岡山市。このほど正式なキャッチフレーズ「伝説の岡山市」が発表され、特設ページも開設された。同ページでは岡山市のさまざまな伝説について真相を解明していく予定で、ネット上の"定番ネタ"と化した「大都会岡山」についても検証が行われるとのことだ。

「伝説の岡山市」を走る路面電車、岡山電気軌道の「MOMO」(2012年5月撮影)

そんな岡山市を走る路面電車といえば、「岡電」こと岡山電気軌道。近年は水戸岡鋭治氏がデザインを手がけた超低床式車両9200型「MOMO」「MOMO2」や、3000型「KURO」などユニークな車両が多く走っている。ところが、「MOMO」(9201号)は昨年6月の事故により運休を余儀なくされることに。1日も早い復活が待たれる。

列車情報

岡山電気軌道 9200型「MOMO」(9201号)

基本情報

「MOMO」(9201号)はJR九州の車両デザインなどで知られる水戸岡鋭治氏が手がけた超低床式路面電車。近未来的な外観や木目調の車内など"水戸岡デザイン"らしい車両に仕上がっている。2002年より運行開始し、2003年に鉄道友の会「ローレル賞」受賞。2011年10月からは、新たに「MOMO2」(1101号)も加わった。

2012年6月11日に発生した突発的な交通事故の影響で、「MOMO」は現在運休中。車両修理が完了するまで、「MOMO2」のみ営業運転を実施(毎週月・水・木・土・日曜日は東山線、毎週火曜日は清輝橋線で運行。毎週金曜日は車両点検のため運休)するとのこと。