身体が一直線になっていればOK

お尻が上がりすぎなのはNG

油断をするとすぐにポッコリしてしまうおなか。コアから引き締めることができれば、代謝アップとともに、ポッコリしにくいおなかをキープすることができる。今回は腹筋を使って身体を持ち上げる体幹トレーニング、「フロントプランク」を紹介する。

前回、「サイドプランク」を紹介したが、プランクそのものは腹筋の筋トレの中でも、より効果の高い体幹トレーニングといえる。特にフロントプランクは腹直筋全体と腹横筋が鍛えられるため、下っ腹が気になる人などにはもってこいの筋トレだ。

腹筋を使ってバランスをとる

まずうつ伏せになり、膝をついた状態で足を肩幅程度に開き、両肘をつく。そこから身体一直線になるようにして膝を伸ばし、15秒キープする。お尻が上がりすぎていたり、逆に下がりすぎていたりするのはNG。腹筋、特に下腹を締める意識をもって行うと、同じ時間のトレーニングでも効果に違いが出てくる。

レベルアップ版は、片脚、さらには左右逆の手足を上げる

レベルアップの筋トレは、片脚を上げてキープ。更にレベルアップを狙うなら、足とは逆側の手を上げてキープさせる。バランスをとるために、より腹筋のコアを刺激させることになるので、通常のフロントプランクがラクに感じるようなったら、少しずつレベルを上げてみるといいだろう。

監修者プロフィール : 高木 剛志(たかぎ たけし)

“ファンクショナル・トレーニング”の専門ジム「REAL FIT(リアル フィット)」のコーチ。ファンクショナル・トレーニングとは、マシンを使った「筋肉トレーニング」ではなく、「動きのトレーニング」に着目。単に痩せるだけでなく、バランスのとれた美しい身体を作るトレーニングとして、全米で確立されている。

同ジムでは日本人に合わせた形で、短期間・短時間で効果を高めるトレーニングをサポート。ファンクショナル・トレーニングで身体を作るクラスの他に、有酸素運動と筋力トレーニングを折り混ぜた高強度サーキット・トレーニングクラスなども設定しており、“大人の部活”感覚で楽しめる。横浜店、高田馬場店に続き、10月19日には東京オペラシティ初台店がオープンした。

「REAL FIT(リアル フィット)」