強度を高めるとともに周辺の景観ともマッチしたアーチ橋

穴場スポット

山口県岩国市の「錦帯橋」

基本情報

日本三名橋や日本三大奇橋に数えられている「錦帯橋(きんたいきょう)」。杭州の西湖にある堤に架かる連なった橋からヒントを得て、寛文13年(1673)に創建された。「流れない橋」を目指して改修を繰り返してきたものの、昭和25年(1950)に岩国市を襲ったキジア台風によりほぼ完全に流失。地元の人々による粘り強い交渉の末、平成13年(2001)に「平成の架替」が行われ、現在の5連のアーチ橋が復元された。

橋は全長193.3メートル、幅員5.0メートルで、継ぎ手や仕口といった組木の技術によって造られている。5連の反り橋が魅せる優美な曲線が特徴で、橋の魅力は橋を取り巻く山紫水明の景観によってさらに増幅する。また桜の名所として、岩国市内にある吉香公園とともに「日本さくら名所100選」に選定されている。JR「岩国駅」より市営バスで約20分。

地図

投稿者のコメント

街の雰囲気がとても昔懐かしい感じで良かった。(denntyannさん・熊本県・23歳男性)