牧歌的風景と市街地が見事なコントラストを描いている

穴場スポット

北海道札幌市の「さっぽろ羊ヶ丘展望台」

基本情報

札幌の市街地と広大な石狩平野を背景に、羊がのんびりと草を食む。「青年よ、大志を抱け」の言葉が刻まれたクラーク博士のブロンズ像で記念写真を撮った人も多いだろう。そんな札幌屈指の景勝地「さっぽろ羊ヶ丘展望台」は昭和34年(1959)に誕生した。

戦前の羊ヶ丘地区には、農商務省月寒種羊場が研究施設として設置され、最盛期には2,000頭以上の羊が飼育されていたという。戦後になると見学者(観光客)は年々増加。本来の目的である研究成果に支障を及ぼすとして、入場を制限しなくてはならない事態にまでなった。そこで札幌観光協会は昭和34年に、観光資源としての魅力を保持するため、敷地の一角に羊ヶ丘展望台が管理・運営することになったという。

敷地内にはさっぽろ雪まつり資料館や羊ヶ丘ほっと足湯などもあり、札幌観光の小休止にもちょうどいいスポットになっている。地下鉄東豊線「福住駅」よりバスで約10分。

地図

投稿者のコメント

夏に行くと草の色も空の色も素敵です。羊の姿をのんびり眺める、とても癒やされる時間です。(みみんちょさん・神奈川県・25歳女性)