園内中央にある沢の池には島茶屋のある中の島、釣殿のある御野(みの)島、白砂青松が美しい砂利島がある

穴場スポット

岡山県岡山市の「岡山後楽園」

基本情報

岡山後楽園は貞亨3年(1686)、備前藩主池田綱政(つなまさ)が家臣津田永忠(つだながただ)に命じ、14年の歳月を費やし元禄13年(1700)に完成。金沢の兼六園、水戸の偕楽園とあわせて「日本三公園」と称され、今では日本三名園として親しまれている。

本園は江戸時代を代表する回遊式庭園でその広さは13ヘクタールにも及ぶ。藩主の居間で賓客をもてなした延養亭(えんようてい)からは園内外の景勝が一望できるようになっており、能を好んだ綱政が自ら舞う姿を見せたという能舞台・栄唱(えいしょう)の間など、園には日本特有の茶趣味や文化の手法が多く取り入れられ、また、広大な芝生と沢の池の広々とした水面の景趣に富んでいる。

旭川に架けられた月見橋の先には慶長2年(1597)、豊臣家五大老の一人で時の岡山藩主であった宇喜多秀家(うきたひでいえ)が「岡山」という小高い山を利用して築城した烏城(岡山城)がそびえ立つ。入園料は大人が400円。JR「岡山駅」から市内電車「東山行き」より徒歩4分。

地図

投稿者のコメント

岡山後楽園は本当にすてきな場所です。一度しか行ったことはないけれど、とても静かで落ち着ける場所です。桜や梅の時期、あるいは紅葉の時期に行ったらもっときれいだろうなと思います。花粉が全然飛んでいなくて快適でしたよ!(ののさん・広島県・31歳女性)