二見興玉神社は古来から、伊勢神宮に参拝する際に海の水に浸かり体を清める場所であった

穴場スポット

三重県伊勢市二見町江の「二見興玉神社の夫婦岩」

基本情報

「道開き(導き)の神」と称されている猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と、「稲の霊の神」の宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)を御祭神に据えた二見興玉(ふたみおきたま)神社の正面に位置する夫婦岩。夫婦岩は日の大神(天照大神)と、沖合約700m先に海中に沈む猿田彦大神縁りの霊石「興玉神石」を遙拝するための鳥居とみなされている。

古来、男岩は立石、女岩は根尻岩と呼ばれていたが、いつの頃からか夫婦岩と呼ばれるようになっという。一般的に夫婦岩は夫婦円満や家内安全、海上保安や大漁追福の象徴や祈願祈念を担うとされている。特に二見興玉神社の夫婦岩では、夏至の前後約4カ月間に夫婦岩の間から御来光が拝めることで有名。中でも夏至の前後2週間ほどは、方位角約61度距離およそ200kmの彼方にある富士山山頂付近からの御来光となる。

猿田彦大神のお使いはカエルとされており、神社の境内や夫婦岩の周りには無数のカエルの石像が並んでいる。一つひとつ顔の作りが違うので、いろんなカエルを見比べてみるのも一興(いっこう)だ。夫婦岩まではJR東海参宮線「二見浦駅」より徒歩15分。

地図

投稿者のコメント

縁結びで有名。この写真は夕方のもの。夕日をバックに撮った夫婦岩で、とてもきれいだった。(なおさん・広島県・30歳女性)