見た目も美しい、「もち食レストラン・ぺったんくん」の「和風もちセット8」

お土産の名前

岩手県一関市の「もち料理」

基本情報

岩手県南部は餅食文化圏であり、お正月に限らず、祭りや冠婚葬祭の席にはもち料理が欠かせないという。中でも珍しいのは、結婚式や法事などにもてなされる「もち本膳料理」。簡略化する地域では1の膳のみだが、もちどころ花泉町では10種類以上が1品ずつ運ばれてくるという。その歴史をたどると、江戸時代に武家の年中行事が商家へと伝わり、その後、農家に伝わるようになったと言われている。料理のレパートリーは小豆、枝豆、ショウガ、クルミ、沼エビ、ドジョウなど、300種を超えるとされている。

一般にもち料理文化を広く伝えているのが、一関市にある「道の駅厳美渓」内の「もち食レストラン・ぺったんくん」。地元の農家106名によって運営されている「美の郷(いつくしのさと)」のお母さんたちが、昔ながらのスタイルでもち料理を作っている。もち米は地元産の「こがねもち」。伝統に基づいた「もち本膳」(1,500円)のほか、小豆や枝豆、ショウガなど8種類のもち料理が楽しめる「和風もちセット8」(850円)などがおすすめ。世界遺産の平泉にも近いので、旅の小休止に立ち寄るのもいい。

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投稿者のコメント

「和風もちセット8」をいただきました。一口サイズのおもちが、ゴマ、小豆、枝豆、稲荷(いなり)、ショウガ、エビ、菜の花、クルミ、という多種多様な味付けで登場! 見た目も美しく、甘い・しょっぱいの法則で最後まで飽きることなく間食することができました。(まー子さん・東京都・21歳女性)