コラム | シリコンバレー101

シリコンバレー101

    Yoichi Yamashita 
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    目次

    • 第712回

      Amazonが買収するWhole Foodsとは? 保有現金の6割を投じる超大型買収

      米Amazonがグルメ食料品スーパー「Whole Foods Market」を買収することで合意したと発表した。買収総額は約137億ドル。これはAmazonの企業買収の歴史で、桁違いに大きな規模になる。買収総額でこれまでの最高だったアパレル通販Zapposの買収 (2009年、12億ドル)の10倍以上、Amazonの現金保有額215億ドルの64%をはき出す。Amazonが大きな勝負に出た買収である。リスクは大きい。だが、合併が機能した時の大きなシナジー効果も期待できる買収だ。

      [2017/6/20]
    • 第711回

      AppleがSiriの声にこだわる理由は? 基調講演では分からなかったあれこれ

      Appleの開発者カンファレンスWWDC 2017の基調講演は2時間20分の長丁場だったが、それでも時間が足りずに、見ていてもう少し説明が欲しいと思うところがあった。WWDCにおいてAppleのエグゼクティブが公で話すのは基調講演だけではない。WWDC会場近くのカリフォルニアシアターでブロガーJohn Gruber氏のポッドキャスト「The Talk Show」のライブショーが行われ、昨年に続いて今年もPhil Schiller氏とCraig Federighi氏が出演した。

      [2017/6/12]
    • 第710回

      クラウドサービスの下剋上、インディWebサービスPinboardがDe.lici.ous買収

      オンラインサービスの下剋上、それともジャイアントキリングか …… オンラインブックマーク・サービスのPinboardがソーシャルブックマーク・サービスDe.lici.ousを買収した。私にとってPinboardは欠かせないサービスの1つになっているが、まさかPinboardがDe.lici.ousを買収する日が来るとは思わなかった。ほんの10年前、De.lici.ousはYahoo!傘下のメジャーサービスで、Pinboardは当時も今もインディWebサービスなのだ。

      [2017/6/6]
    • 第709回

      「つい使ってしまう」アプリを回避、特別なツールを使わない生産性ハック

      手軽にメールやTwitterなどをチェックできるという点では、スマートフォンやタブレットはPC以上にプロダクティビティを危うくする存在かもしれない。ポモドーロを採り入れたり、いろんなプロダクティビティツールやプロダクティビティハックを試してみた。ところが灯台下暗しというか、意外なほどシンプルで簡単な方法が私には最も効果があった。同じような悩みを持つ人が少なくないと思うので、ご紹介しようと思う。

      [2017/5/30]
    • 第708回

      「mp3は死んだ」論争と、Google AMPがWebを殺す

      「MP3は死んだ」という報道が物議を醸している。「死んだ」といっても、CDからパソコンにmp3形式で取り込んだ音楽が聴けなくなるわけではない。Technicolorが保有していたMP3関連特許の有効期間が終了。ライセンスプログラムを提供してきたFraunhoferのビジネスにおいて、mp3は収益を上げられる技術ではなくなった。そういう意味での死である。

      [2017/5/22]
    • 第707回

      「Surface Laptop」に触ってきた! Windowsストアの価値が悩みどころ

      5月2日に米Microsoftが発表した薄型軽量ノートPC「Surface Laptop」に触れてきた。もしAppleのMacBook Airがそのまま強化されていたら、こうなっていたという印象だ。薄くて軽く、キビキビと動作し、バッテリー動作時間は14時間以上。同社がハードウエアとソフトウエアのどちらも設計し、相乗効果が生まれるように最適化したバランスの良さが光る。ただし、その一環として採用されている「Windows 10 S」を認めるかが悩みどころだ。

      [2017/5/16]
    • 第706回

      オンラインで服を買うリスクを軽減、年内にAmazonが米アパレル販売1位に

      米Amazonが「Echo Look」というAlexa対応のファッション向け新デバイスを4月末に米国で発表した。なぜファッション向けなのか。アパレルは今、リアルな店が最もオンラインに利用者を奪われている分野である。そうした中、Amazonは衣料販売で先進的な存在ではなかった。しかし、同社が衣食住の一角であるアパレルを見逃すはずはない。長く「衣料はオンライン販売に向かない」と言われ続けてきた問題を解決し、米アパレル販売でトップになろうとしている。

      [2017/5/9]
    • 第705回

      Mastodonがトレンドの日本は"Webの再発明"のフロントランナー

      日本で今、分散型のソーシャルネットワーク「Mastodon」がトレンドになっているのは世界に自慢できることである。「Mastodonが日本でも…」と紹介されているのを見かけることがあるが、米国でMastodonといっても、シリコンバレーであっても知っている人は少ない。これからWebが進むべき方向としてTim Berners-Lee氏らが提唱する分散型の価値を、日本では多くの人たちがMastodonを通じていち早く肌で感じている。

      [2017/5/2]
    • 第704回

      Alexaからトレンドを奪えるか、ARやAIアシスタントで変わるスマートフォン

      ずいぶん前の出来事だったようにも感じるが、銃乱射事件の容疑者が使用していたiPhoneのロック解除を巡ってAppleとFBIが対立したのはわずか1年前のことである。痛み分けに終わったが、世論や報道はAppleのプライバシー保護を支持する声が優勢だった。それから1年が経ち、Appleが作ったプライバシー保護の流れによって、今スマートフォンが新たな進化を遂げようとしている。

      [2017/4/21]
    • 第703回

      もの足りないYouTube TV、Z世代にウケるBKのGoogleハッキングCM

      地上波やケーブルTVサービスで提供されているTV番組をYouTubeで配信する「YouTube TV」がサンフランシスコやニューヨークなど5都市で始まった。CBS、ABC、NBC、FOXなどの大手ネットワークTV局、ESPNなど人気ケーブルTV局の約40チャンネルの番組を月額35ドルで見られる。早速使ってみたが、期待が高すぎたのか、YouTubeのTVサービスとしてはもの足りないものを感じた。

      [2017/4/14]
    • 第702回

      脱広告モデルを掲げるMedium、有料メンバーになる価値は?

      パブリッシング・サービスのMediumが3月に月額5ドルの有料メンバーサービスを開始した。Mediumに長い時間を費やしてきた私は「こいつなら契約しそう」と思われたのか、すぐにファンディング・メンバーの招待メールが送られてきたので早速契約した。理由は、昨年Mediumがつまらなくなって一度サービスから離れ、そんなアーリーユーザーの心境を見抜くようにMediumが派手なちゃぶ台返しをやってくれたからだ。

      [2017/4/7]
    • 第701回

      商品は棚に並べるものではなく、直接とどけるもの、Amazonが目指す"DTC"

      レジのないコンビニ「Amazon Go」に続いて、食料品/日用品の"クリック&コレクト"サービスの実店舗「AmazonFresh Pickup」を米Amazonが開始した。2012年にThe Charlie Rose Showに出演したCEOのJeff Bezos氏は、すでに存在するローカル小売店が実現していることには興味がないと明言した。しかし、独自のアイディアを見い出せたら実店舗を展開したいと述べていた。あれから5年、Amazonは実店舗展開を本格的に始動させ、独自のアイディアを形にしようとしている。

      [2017/3/31]
    • 第700回

      「499ドルから」だったiPadが1年で「329ドルから」に、Appleの低価格戦略

      21日にAppleが発表した新しい「iPad」は37,800円から。日本では「4万円を切る9.7インチiPad」と話題だが、米国での価格は329ドルからである。日・米のモノの価格差を考え合わせると、現在のドル円相場は少し円安に傾いている印象である。米国における「329ドルから」という値付けは、ドル円相場の影響を除いた感覚だと3万5,000円を切ったという感じがする。

      [2017/3/24]
    • 第699回

      スマイルカーブ化するカメラ市場で笑うSnapchat、苦戦するカメラメーカー

      GoProが270人の人員削減を発表した。同社はアクションカメラという新分野を開拓したが、他のカメラメーカーと同様にカメラ市場のスマイルカーブ化に苦戦している。そうした中、同じ"カメラ会社"でもサービスとソフトウエアで急成長するSnapが新規株式上場を果たした。

      [2017/3/17]
    • 第698回

      総スカンを食らうUber、スタートアップの成功とダークサイド

      配車サービスというと、これまでUberが圧倒的な存在だったが、最近は近所でLyftの車をよく目にする。このあたりではUberとLyftの両方に登録してリクエストのある方の看板を出して走っているドライバーが多いので、Uberを避けてLyftを使う人が増え、それでLyftが目立つのだろう。

      [2017/3/10]
    • 第697回

      クロネコも耐えられないネット通販、米国ではどのように対処しているか

      ウチは年会費99ドルのAmazon Primeのメンバーで、ティッシュや洗剤までAmazonから買っている。石けん6個パックとかでも、無料で2日後配達してもらえるPrimeの対象製品だったら即購入、単独で配達してもらっている。それで「もったいない」とか、配達員の人たちに「悪いなぁ」と罪悪感に苛まれることはない。Amazonが使っている宅配サービスや配送サービスが適当で、そして無理をしないからだ。

      [2017/3/3]
    • 第696回

      SnapがAmazonやAppleを彷彿させる理由、IPOでもぶれない戦略

      メッセージングサービス「Snapchat」、メガネ型ウエアラブルデバイス「Spectacles」を開発・提供する米Snapが米国証券取引委員会 (SEC)に新規株式公開申請書(S-1)を提出した。通常S-1では財務諸表や会社のリスク要素など投資判断に必要な情報が注目されるが、SnapのS-1で印象に残るのは「変化を起こす力」。スティーブ・ジョブズ氏やジェフ・ベゾス氏を思い起こさせるユニークなS-1となった。

      [2017/2/24]
    • 第695回

      米国人もスマホをアンロックさせられる入国審査、「旅行用スマホ」のススメ

      米国への入国を制限する大統領令がグローバル規模の大きなニュースになったが、普通の米国人の多くは自分たちには直接関係のないことだと思った。米国を旅行する日本人もそうだったと思う。ところが、NASAの職員で特に不審な経歴のない普通の米国人が、1月30日に米国に帰国した際の入国審査時に、税関・国境警備局のエージェントから所持していたスマートフォンをアンロックするように求められた。

      [2017/2/17]
    • 第694回

      iPhoneの減速は続いている、1週間長かった10~12月期の議論広がる

      3四半期連続の減収減益とiPhoneの減速から一転、iPhoneが前年同期比5%の伸びとなり、過去最高の売上高を記録した米Appleの2016年10~12月期決算。ところが、Appleの減収減益とiPhoneの減速は続いているという議論が広がっている。

      [2017/2/9]
    • 第693回

      デリバリースタッフの時給18ドル、ロボットが作るピザ屋を試してみた

      最近、わが家ではZume Pizzaというデリバリー専門のピザ屋をよく利用している。ピザを作る過程が自動化されていて、ピザ職人はいない。ロボットが作るピザを人が配達するという、ちょっとシュールなピザ屋だ。

      [2017/2/4]
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