【コラム】

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6 バッファローLinkTheaterでPC内の音楽ファイルを再生する

    村田修  [2006/02/09]

    今回は、バッファローの「LinkTheater mini」(PC-P1LAN)についてです。前回までで扱っていたNAS-M70はステレオセットだったので単体で使用することも可能でした。PC-P1LANは、ネットワークメディアプレーヤーとしての機能のみを持った製品です。そのため、PCのハードディスク(またはNAS)に保存されている、音楽/ビデオ/静止画を、テレビやステレオなどに出力するというように、何らかの出力装置に接続する必要があります。PC-P1LANで直接ストリーミング再生できるファイルは、MP3/WAVE形式の音声ファイル、JPEG/BMP/PNG形式の静止画、MPEG-2形式の動画ファイルです。また、それら以外にAVI/WMV形式の動画ファイルとWMA形式の音声ファイル、GIF形式の静止画ファイルは、メディアサーバのトランスコード機能によって、リアルタイムにコンバートしながらストリーミング再生を行うことも可能です。

    メディアサーバの設定

    PC-P1LANを使用するためには(というよりも、DLNAクライアントを動作させるには)、DLNAサーバソフトをPC側にインストールしておく必要があります。というわけで、LinkTheaterに付属しているメディアサーバソフトウェアをインストールし、設定を行っていきます。とはいえ、メディアサーバ側の設定は簡単で、[BUFFALO]→[PC-P1LAN]→[メディアサーバ設定]を選択して、メディアサーバ設定ツールを起動し、そこにPC-P1LANで再生したいファイルがあるフォルダを登録していくだけです。

    メディアサーバ設定ツールで[追加]をクリック

    ディレクトリツリーが表示されるので、追加したいフォルダを選択して[追加]ボタンをクリック

    こんな感じで登録される

    また、自動検索ボタンをクリックすると、PC内のメディアファイルを検索して自動登録することも可能

    PC-P1LANの設定

    サーバ側の設定が完了したら、続いてPC-P1LAN側のセットアップです。PC-P1LANの背面パネルには、ビデオ/オーディオ出力端子とEaternet端子が配置されています。ビデオ/オーディオ端子とステレオやテレビの外部入力端子間を付属のビデオケーブルで接続、Eathnet端子に付属のLANケーブルを接続して、ハブやルータのハブポート、メディアコンバータなどに接続します。

    ビデオ出力とステレオの音声出力、そしてEathernet端子のみという非常にシンプルなPC-P1LANの背面パネル

    ルータのDHCPが有効な場合は、これで設定は完了です。PC-P1LANの電源を入れれば、メディアサーバが見えて、メディアファイルの再生が可能になります。

    ルータを使用していない場合、あるいはメディアコンバータを使用していて、IPアドレスの自動取得がうまく行かない場合には、IPアドレスを手動で設定してやる必要があります。

    まず、メディアコンバータ側の設定を行う必要があります。メディアコンバータの添付ユーティリティを実行して、割り当てるIPアドレスやサブネットマスク、セキュリティ関係を設定して、これらを覚えておいてください。続いて、PC-P1LAN側の設定です。

    PC-P1LANの起動画面で[システム設定]を選択する

    [有線ネットワーク設定]を選択する

    [プロファイル編集]を選択する

    [手動設定]を選択する

    [IPアドレス]の欄にメディアコンバータに設定したIPアドレス

    [プロファイル選択]で[手動設定]を選択

    これで、PC-P1LAN側からメディアサーバが見えて、メディアファイルの再生が行える状態になるはずです。

    メディアファイルの再生

    PC-P1LANの起動画面から[BUFFALO MediaServer]を選択すると、PCにインストールされているメディアサーバからのストリーミング再生を行うモードになります。サーバを選択し、再生するメディアを選択すれば再生がスタートします。

    [BUFFALO MediaServer]を選択

    サーバを選択

    再生するメディアの種類を選択

    ジャンルや、アーチスト名、曲名などで選択して再生することが可能

    ここでは音楽ファイルの再生を行ってみましたが、PC-P1LANでは動画ファイルの再生を行うことも当然可能です(LinkTeaterというぐらいなので)。ただし、PCに接続されたDVDドライブから直接DVDを再生することはできないので、DVDレコーダーなどで録画したディスクを直接ネットワーク越しに再生するというわけにはいきません。再生する場合、一度リッピングして、MPEG-2形式のファイルとして保存しなおして、という形になります。

    さて、今回PC-P1LANを使用してみた感想ですが、普通のステレオを持っていて、それをネットワークに接続したいというユーザーにとってはなかなか便利な製品のように思えます。音楽ファイルを再生していても、不自然な音切れなどは発生しません。ただし、出力端子がコンポジットしか用意されていないという点は、少々残念です。とはいえ、そういったことを求めるユーザーは、PC-P3LWG/DVDといった上級機を選択してくれということなのでしょう。ちなみにPC-P3LWG/DVDは、無線LANを標準装備し、DVDドライブも搭載、さらにD4端子、デジタルオーディオ出力なども装備しています(メーカー希望小売価格は24,200円)。

    PC-P1LANは、DLNAクライアントとサーバソフトの組み合わせとして、必要最低限の装備に絞り込むことで、メーカー希望小売価格が10,600円という手軽さを実現したモデルです。ただ、筆者は、PCをストレージがわりにしてMP3などの圧縮音楽を聴く場合、これで十分かなぁという気もしています。

    次回は、このPC-P1LANにホームサーバー、LinkStation「HS-DGLシリーズ」を接続してみたいと思います。

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