【コラム】

今週の注目オンラインソフト for Mac OS X

13 Adobeが推進するデスクトップアプリ実行環境「Adobe AIR」

    中津川篤司  [2008/10/13]

    「Adobe AIR」

    Adobe AIR(Adobe Integrated Runtime)」は、Adobe Systems独自のデスクトップアプリケーション用ランタイム(実行環境)だ。Windows版やMac OS X版、そしてLinux版(β版)が提供されている。開発者はHTMLやJavaScript、Flash、Flexなどを使ってローカルコンピュータ上で動作するアプリケーションを開発できる。

    名称 Adobe AIR
    バージョン 1.1
    動作環境 Mac OS X Tiger 10.4.9、512MB以上のメモリ、32MB以上のVRAM
    ジャンル ランタイム
    開発者 Adobe Systems
    種別 フリーウェア
    ライセンス オリジナル

    特徴としてはJavaのようにマルチプラットフォームで動作すること、GUIをターゲットにしているのでインタフェースが優れたアプリケーションが作れること、そしてWebアプリケーションを意識しているのでHTTPを扱いやすいということが挙げられる。

    また、Adobe製とあってFlashとの親和性が高い。例えばFlashビデオプレーヤや編集ソフトウェアなども登場している。Adobe AIRがインストーラーも含むので、クリックのみでインストールが終わり、実行できるのが手軽だ。

    Adobe AIR自体は、各種OSで標準にインストールされているものではないとあって、利用までの敷居は若干高いといわざるをえない。だが、一度インストールしてしまえば多数の魅力的なアプリケーションに出会えるはずだ。FlashやAdobe Readerについてもその点では同じで、一度インストールしてしまえば利点がたくさんある。

    最近では、Webサービスの専用クライアントとしてAdobe AIRで作られたアプリケーションを提供するケースも増えている。ぜひインストールして、マルチプラットフォームで動作する面白さを体感してみてほしい。

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