GWも目前に迫った今日この頃、お休みの日にどこかへ出かけたり、予定が会ったりするという人は多いことでしょう。女の子と一緒に数人でBBQやテーマパークへ行くことになったという男子、趣味が一緒な女の子とスポーツ観戦、アートや何かの展示会へ出かける機会ができたという男子もいるかもしれません。

が、しかし! 女の子の前に出ると緊張してあまり話ができない。いいところを見せようとして空回りしてしまったことがある。いいところを見せようと焦っている友人を見て、ああはなるまいと思い、必要以上にクールになったり、ぼーっとしたりして気が利かない、その場を楽しめない男と思われてしまったことがある。こんな経験をお持ちの方もいるやもしれません。

というわけで今日は、休日に女の子と出かけるにあたって実践してみるといいこと……について考えてみることにします。

◯その場のできごとを楽しむ。

Aちゃんとイロイロ話したい、Bちゃんにオレのよさを知ってもらいたいというようなことを考えていると、その時その時の楽しさに気づけなかったり、会話が上の空になってしまったりすることもあるものです。

こうできればいい、ああなったらいいなという願望はひとまず置いておいて、純粋にその場の雰囲気を楽しむと、女の子から、「笑顔が少年のよう」「どんなときでも、楽しそうにしている人だなぁ」「笑った顔がかわいい」と思ってもらえる可能性がアップするはずです。

◯できないことは正直にできないと言ってしまう。

たとえば、BBQなどのアウトドア行事に参加するのは、日ごろの生活力が試される瞬間ともいえます。買い出しで女子たちと一緒にスーパーやホームセンターに入っても、(BBQって、肉を焼けばいいんだよね……) くらいにしか考えていなかった男子は、何を買えばいいのかわからず黙ってカートを押すだけになってしまいがちです。

しかし、ふだんから家事をしている男子やアウトドア慣れしている男子は、お肉や野菜だけでなく、調味料に焼き肉のたれ、炭や着火剤、敷物にも風よけにも使えるブルーシート、女の子のために日焼け止めや虫よけ、ウェットティッシュまで、誰に何も言われなくてもさっさとカートに積みこんでいたりするものです。アウトドア慣れしている男子は、現場についたら、「はい、焼きマシュマロ」とか、「バームクーヘン焼こう」とか、女の子がヨロコビそうなデザートまで準備できていたりもするのです。

このままでは、ふだん実家暮らしであまり家事をしない男子や、料理に興味がない男子、アウトドアというよりはインドア派の男子に出る幕はないという状況になってしまいます。

そんなときは、ムリせず、「オレ、あんまり料理しないからなぁ」と言いながら、女の子にさせないほうがいいなということを積極的に手伝ってあげるといいと思います。

たとえば、重い荷物を運ぶとか、洗い物をするとか、相手の負担や手荒れなどのしんぱいをしてあげる。さらには、大活躍で料理をしている人に、「のど、乾くでしょ? ちょっと交代しようか?」と声をかけながら、飲み物を持っていく。虫が苦手できゃーっと怖がっている女の子には、虫を追い払ってあげるなど、できることはたくさんあるものです。

◯相手と自分との温度差を察知する。

彼女とオレは、同じスポーツチームのファンである。同じ趣味の持ち主、同じイベントに興味があるといっても、そこには少なからず温度差というものがあったりします。自分的には、入場するのに数時間並んでもかまわない。整理券をもらって、入場できるまではグッズ販売やコラボイベントをチェックしたい。

スポーツ観戦するにあたって、自分はいつもファンがたくさん集まる席で、立って大声を出して応援している。といっても、相手の女の子も同じようにしたいと思っているかどうかは聞いてみないとわからないものです。

女子のほうは、一応男の子と出かけるのだからと、ちょっとかわいい服装でヒールをはいてきてしまうかもしれませんし、展示会を見るだけでこんなに時間がかかるとは思ってもおらず、事前情報をチェックしていなかったという場合もあるのです。

また、実際に展示会やスポーツをみているときに、女の子があまり集中できていないようだったり、無我夢中になっているようすではなさそうだったりした場合、好きは好きだけれど、あなたと一緒にいることのほうに気が向いているという場合もあるかもしれません。

そんなときは、(今度はひとりで、じっくり観に行こう) と決意をして、彼女とランチを食べたり、お茶を飲んで好きなものについて語り合ったりする時間に重きを置くといいと思います。

女の子のほうは、ガマン強く何も言わずにあなたについてきてくれるかもしれませんが、ヒールで何時間も歩かせたり、疲れていそうなのにムリをさせたりしないように気を遣ってあげたいところです。同じ温度で「これが大好き!」という場合も、女の子には甘いものを食べながらお茶を飲む休憩時間などをつくってあげるとベストかと思います。

どのような状況で、どんなメンバーで出かけるにしても、心の底からその場を楽しむのがいちばん大切なことです。なぜなら、女の子というものは、見ていないようでも、ジーッと、(みんな楽しそうにしているかな?)(Cくん、つまらなそうな顔をしてる。こういうの苦手? 悪いことしちゃったかも) と周囲の人々のようすを見て、気にかけているものだからです。

ああしよう、こうしようと考えるよりも、困った場面や気まずい場面にぶち当たっても、「おもしろい」「これって、後で思い返したら絶対笑える」くらいの気持ちでその場を過ごしてみるといいと思います。みなさんが、元気に楽しいGWを迎えられることを祈ってます。

酒井冬雪です。GWは藤棚を見に行きたい、そんな気持ちでいっぱいです。では、よい休日を!