夏といえばイベントがもりだくさん。気になる女子や好意をよせている女の子がいても、ふだんはデートに誘うのはなかなかむずかしいものですが、夏ならなんとなく女の子を気軽に誘いやすい気がするのは私だけではないはずです。

花火大会や海水浴、夏フェス、キャンプ、テーマパーク、映画などなど、ふたりきりでなく友人を誘って大人数でいけば、彼女に対する気持ちがバレてしまう……なんて心配も半減することでしょう。というわけで今日は、女の子を夏のイベントに誘うときに気をつけておきたいことについて考えてみたいと思います。

お盆とお正月というと、家族で集まるだろうから、もう約束があるのではなかろうか? と気にしてしまう人はきっと多いことでしょう。しかし、最近ではお盆だから必ず実家に帰省するというわけでもなかったりするものです。

男性のみなさんにも多いので「ああ、そういうことか」と納得してもらえると思いますが、30代に突入し、独身で実家に帰ると親はもちろん親戚一同から、「結婚しないの?」と質問攻めにあう。

同年代の地元の友人や親せきが、子どもを連れてあらわれて、そのせいで親にはああーとため息をつかれてしまう。お見合い話を持ち出される。といったことが起きてしまうせいで、仕事が忙しいと言い訳をしてお盆も実家に帰らない人はけっこう多いものです。

とはいえ、お盆というとやはり、(みんな忙しいのだろうなぁ。お盆にどこかへ出かけようなんていっても、混雑しているし迷惑だろうなぁ)と遠慮が出てしまい、ひとり暮らしの部屋でポツンとしていることになりかねないわけです。

また、実家暮らしをしていて、実家から通勤している人も、お盆の間は意外と時間があってヒマをもてあましているかもしれません。

夏休みに、女の子を誘ってどこかへ行きたいなぁと思ったら、何も聞かずに遠慮する前に、「お盆って親戚同士で集まったりするの?」「夏休みはどこかへ行くの?」と彼女に直接聞いてしまうほうがいいと思います。

すると、「お盆は混んでるから、どこにも行かないの」とか、「うーん、今年は実家には帰らないんだぁ」とか、相手のスケジュールがわかるというものです。さらに、彼女のほうから、「だからけっこうヒマなんだよね」「ずーっと家でゴロゴロしてるだけかな」なんて言ってくれたら、そのときは誘ってみてもいい……と言っても過言ではないはず。

混んでいるところには行きたくないというのでしたら、お盆の間、都内はけっこう空いていますし、涼しいところで楽しめるデートプランを考えてあげればいいだけのことです。映画館、水族館、博物館、◯◯展など、彼女が興味をもちそうな場所を聞き出して、誘ってみるといいかもしれません。

また、いきなり2人で出かけようっていうのは厳しいけれど、友人を誘って花火大会や夏フェスなどのイベントにならいけそうという場合。2人きりで出かけるよりも、たしかに「誘う」という点でのハードルは低くなりますが、友人男子の中に気のきいた人がいると、比べられてしまうことにもなりかねません。

特に体育会系で面倒見のいい男子がいると、荷物の重さもものともせずに、クーラーボックスに大量の氷と冷たい飲み物を用意してきたり、日焼けと熱中症予防にアタマからすっぽりかぶれる大きめのバスタオルを女の子用にもってきていたりします。

だからといって、別に落胆することはありません。あなた自身が、気のきく男子になってしまえばいいだけのこと。冷たい飲み物のほかに、日焼け止めや虫よけ、ウェットティッシュ、塩アメや塩タブレット、ゴミ袋、敷物、オペラグラス、携帯できる小さなおりたたみイス、ガイドブック、ばんそうこうなども用意しておくといいと思います。気の利いた小物が次から次へと出てくると、あなたに対する女子の好感度はぐっとあがるというものです。

子ども時代にキャンプにいった経験のある男子、野球やサッカーなど屋外スポーツをしていたことのある男性は、野外料理や試合のときにどんなものがあると便利だったか思い出して、準備してみるといいでしょう。どこへ出かけるにしろ、車で移動する場合はエアコンで女の子が冷えてしまわないように、はおれるものやひざかけなどを車に常備しておくといいかもしれません。

なんだかんだ言っても、やはり誘ってからではなく「誘う」というのがいちばんむずかしいことだと感じている男性は多いはずです。そんなときは、「夏休みどこか行くの? そうか、未定なんだ。オレもまだ予定立ててないんだよね」とか、「□□の花火大会って行ったことある? オレ行ったことないんだけど、すごいんでしょ?」というふうに話をふってみるといいかもしれません。

それで女の子が話にのってきてくれたら、相手のようすをみながら2人で出かけようと言っても大丈夫か、まだ少し迷っているみたいだから他の友だちも誘ってわいわい出かけたほうがよさそうか、判断してみてほしいところです。

どこへ出かけるにしても、女の子をあまり長時間歩かせない、休憩する時間をつくるといった気配りをみせることができれば、それでいいと思います。どこで何をするにしても、女の子のために、楽しい夏の思い出をたくさんつくってあげられる男子になってあげてください。応援しています。

酒井冬雪です。花火大火にゆかたでお出かけ、でも、かわいさとおしゃれさには忍耐がつきもの。汗もかいてしまいますし、慣れないゲタのせいで、鼻緒がこすれて指の間が痛くなることもあるものです。そんな女の子たちにぜひやさしくしてあげてほしいところです。では、またねー。