気になる女の子、好きな女の子がいるとき、相手は自分に好意をもってくれているのか? いないのか? なかなかわからなくて途方に暮れたり、一喜一憂したりしてしまう……という男子、きっと多いと思います。

誰にでも愛想がいい、やさしい人だから相手の好き嫌いが読めない。人見知りそうで、誰の前でもおとなしめな感じなので、自分は好かれているのかよくわからない。男子を前にするとツンツンしているので、男嫌いなのかと思ってしまう。このように、性格や態度、パターンが違っていてもいなくても、男子からみると女の子の気持ちというものはなかなかわかりにくいものであるはずです。

というわけで今日は、女の子は好きな男子にどういった態度を取るのか? という問題について考えてみることにします

1.誰とでも仲良く話せる、社交的手愛想のいい女の子の場合
ふだんなら、飲み会の席などで場を盛り上げ、みんなに料理飲み物がいきわたっているか気にするのに、好きな男子にだけ素っ気ない態度を取ってしまう。

好きな男子を目の前にすると、いつもの笑顔がちょっとひきつってしまったり、気軽に冗談を言ってさわいだりできなくなってしまう。また、座る席や、話し相手としても、なんとなく好きな男子のことはさけてしまう。

2.人見知りでシャイな女の子の場合
ただでさえ、人見知りで話しベタでシャイなので、好きな男子を前にするとまったくしゃべれなくなってしまったり、緊張のあまり怖くなったりしておどおどビクビクしてしまう。

女の子に「怖い」なんて思われたくない男子としては、とっても不本意な行動を取られてしまうので、そんな女の子についイラッとして口調がきつくなって「ハッキリしなよ」などと言うと、泣きそうになってしまうこともある。

ただでさえ人見知りなので、人と付き合うだけでもタイヘンなのに、好きな人となるとますます相手にどう接していけばいいかわからなくなるため、自分で自分が怖くなってあからさまに好きな人とさけたりする。

3.ふだんから男子にツンツンしている女子の場合
好きな男子にはますますツンツンしてしまう傾向がある。好きな男子の前で、他の男の子たちとわざとわいわいはしゃいでみたり、あえて他の男の子にはやさしげな態度を取ってみたりする。

好きな男子に素直になれない自分がもどかしくて悲しいのだけれど、本人を目の前にすると、どうしてもまたツンツンしてしまうというナンギな行動に出てしまう。

とまあ、このように……好きな男性を前にするとどんなタイプの女の子もふだんの言動がなかなかできなくなってしまいがちなものです。

愛想がいい女の子から「好きすき~」と言われていたり、ふつうにきゃっきゃとはしゃがれていたりするよりは、少し顔がひきつってテンションが少し下がった感じの態度を取られているくらいのほうが、かえって脈があるかもしれません。男子のほうから、積極的に話しかけてあげてほしいとことです。

また、人見知りでシャイな女の子の場合は、好きな男子への自分の感情が「好き」なのか「嫌い」なのか。なかなか判断できかねるという傾向があります。人に対する感情を分析する以前に、人見知りすぎて話をするだけで精一杯で相手に対してどう思っているか? 相手からどう思われているかを分析する余裕がなかったりするからです。

そんな彼女に対して、歯がゆさについ強いものいいをしてしまうのはかえって逆効果。自分という存在に慣れてもらうまで、やさしく相手を待ってあげる行動を取る、忍耐強さをみせてあげるといいと思います。怖がられちゃってるというのは、人見知りな彼女に好かれているか、本当に怖がられているかどちらかかもしれません。

ツンツンしている女子は、素直じゃなくて面倒くさいところもあるのですが、好きになったら一途で相手を裏切らない傾向が強いと思われます。わざと、ツンツンぶりをからかってみたり、「はいはい」と聞き流してみたり、大人な対応をすると相手の女の子もタジタジになって素直な一面をみせてくると思います。ツンツンにはぜひ、大人な受け答えでいってみてほしいものです。

好きな人の前では、ふだんと違う自分が出てしまうのは、女の子だけでなく、男性も同じだと思います。本当はマイペースで、自分のしたいことはテキパキと手際よくこなしていくタイプにもかかわらず、そこに好きな人が絡むなると、相手のペースや気持ち、言い分を受け入れてあげる。相手のやりかたを尊重してあげようとする方向にもっていく。

いつもなら、メールや電話があったとしても「あとでいっか」と後回しにしてしまうようなマメではないタイプにもかかわらず、メールの相手が好きな人だと素早く返信してしまう。他愛のないおしゃべりをずっと続けていたいと思う。

また「映画を見にいかない?」「飲みにいかない?」と勇気を出して相手を誘って断られたとしても、それが好きな相手だとものすごく落ち込みはするものの、一瞬だりとも、「なんだよ、断ってきやがって」とイラッとしたりムカついたりはしない。

というのも、好きな相手に対しては「こうなる」というわかりやすい例だと思います。 誘う側や誘われる側という違いがあったとしても、基本、男子も女子も好きな相手にはスナオになれなくて、なんだか意地を張ってしまって、自分の弱いところやイヤな一面が顔を出してしまうものです。

ツルッときれいで表面的なところしか見えない彼女ではなくて、かたくなだったり、意地悪だったり弱虫だったりする、そんな彼女の一面が見えたら、それは少なからず、あなたに「好意をもってくれている」証拠かもしれません。

そのあたりを見極めつつ、彼女の長所だけでなく短所もまるごと好きになれる……そんな男性がふえてほしいなと思う今日このごろです。

酒井冬雪です。かわいくて愛想がいい女子。人見知りでシャイでおとなしめな女子。ツンツン系の女子……3つのタイプの女子がいたとしたら、いちばん需要がないのはツンツンだと思います。ツンツンだけでなく、時折デレを上手にみせられるといいのではないかと……思います。では、またねー。