夏といえば、イベント盛りだくさん、働いている人も休みがとれる、ステキな季節といえます。花火大会に出かけたり、海へ行ったり、BBQをしたりと外出の機会もたくさんある…かもしれません。

そんなときになって、ハタと気付くのが、「ま、まずい。この色白すぎるボディーを人前に…ていうか、気になるB子ちゃんの前にさらせというか」「いけない、社会人になってからロクに運動もせず、夜遅くにメシを食っていたら、こんなぽっこりおなかになってしまった」「は! 今週末は社員旅行だというのに、ふだんぎはよれよれのTシャツと高校時代のジャージしかない! パンツも買いかえなくては!」というような事柄です。

日頃から、ふだん着にも気をつかって準備しておけば…というか去年の夏ぐらいから時間をかけて、運動したりダイエットしたりしておけば…と思う人、きっと多いことでしょう。こんなとき、いったいどうすればいいか? 緊急時の応急対策について考えてみることにいたします。

ちょっと軽く考えてしまいがちなのが、社員旅行や研修、サークル活動や合宿などで、大勢の人たちと(もちろん女子ふくむ)と泊まりがけで出かけるときのことです。

ふだん愛用している部屋着が、昔のジャージだったり、えりもとがビローンとのびてしまったTシャツだったりするので、大慌てで何か、新品のものを買っておけばいいやーと仕事帰りにぱぱぱっと買い物をしてすませてしまう。

そのぱぱぱっと済ませてしまった買い物で、いざ旅行となったときに女子たちから、「やだー、△△さんて私服が…」とか、「あれって、ふだんぎというより…ゴルフウェア?」とか、「あのTシャツのセレクトありえない…」などと思われてしまう男子が後を絶たなかったりします。

オレのいつもの部屋着みたら、これだって十分おしゃれだと思うはずだぞー! と言いたい気持ちの男性は多いことでしょう。しかしながら、ふだん着よりも、スーツを着る期間が長くなって数年たっていると、自分でも気付かぬうちに、キリリとしまったスーツ顔になってしまっているというのは、よくあることなのです。

そんな男子が、突然、妙にカジュアルな格好をすると、キリリとした顔つきとの違和感…というかギャップが大きすぎてしまったり、仕事にかまけている間にカジュアルな服の流行りが変わってしまっていたりで、女の子からみると、「あれれ?」というようなふだん着をセレクトしてしまっているのかもしれないわけです。

買い物をするにはやはり、PCや趣味のシロモノを選ぶときと同じくらいの意気込みで、雑誌やネットでカジュアルな服を研究してみたり、流行りをリサーチしたりしておくといった事前準備が必要です。身に着けるものひとつで、人から(特に女子から)見た印象がだいぶよくなるというのでしたら、がんばって服やクツを選んでみる価値はあると思います。

無難なところで、ポロシャツやTシャツにジーンズ、スウェットを購入する男子は多いかもしれませんが、気をつけておくといいかもしれない点にふれておきましょう。

○ポロシャツを選ぶときはブランドに注意。いまどきの学生は、なんというブランドのポロシャツを着ているのだろうか? 街を歩くときに、注意してみておくといいと思います。若い子の好むブランドの服を着てみるのは気恥ずかしいかもしれませんが、女の子からみると、「□□さんて、がんばっててかわいい」「へええー、○○の服とか着てるんだ。いいなー」と好感を持たれこそすれ、悪いふうに思われることは絶対にありませんので、ぜひがんばってみてほしいところです。

○ポロシャツにしろ、Tシャツにしろ、なんだか張り切って、ふだん着たことのないような色、たとえば緑や赤、黄色などの原色をセレクトして、変に目だってしまうのは、あまりいいことではないかもしれません。日頃から、ネタな色のハデなTシャツを着ているタイプの人だったり、個性的な顔で原色に負けないインパクトがあったりする場合はOKです。

原色は他の色とあわせるのがむずかしいので、もしチャレンジしてみたいのでしたら、ベビーピンクやレモンイエロー、水色などパステルカラーに挑戦することをおすすめします。自分の肌の色になじむパステルカラーを選ぶと、顔色も明るくみえておしゃれにもみえて一石二鳥です。

○意外と見落としがちなのが足元。スーツにあわせる革靴ばかりで、スニーカーなどのカジュアルな靴がなかった…というのもよくあることです。足元はおしゃれも大切ですが、何よりも歩きやすく履き心地がよいのがいちばん。自分にあったスニーカーを一足、用意しておくといいと思います。靴に関しては、女の子は清潔感のある男子が好きですから、新品まるだしの真っ白なスニーカーも、むしろOKです。足元はきれいにまとまるのがいいかもしれません。

最後に、やけに色白だったり、筋肉が落ちていたり、おなかがぽっこりだったりする問題です。水着で…となると、体型はなかなか隠せませんので、せめておしゃれな水着と、少し大きめのこれまたおしゃれなラッシュガードを用意すれば、今年の夏はなんとか…たぶん、しのげることでしょう。

そして、今年の水着になるのがためらわれるオレにドキドキ…を教訓に、今から筋トレやダイエットやスポーツに取り組んで、よい来年の夏を迎えてもらえるといいかなーと思います。よい夏の思い出をつくってください。

酒井冬雪です。毎年言っておりますが、暑いのがとっても苦手です。これからもっと暑くなるかと思うと、ドキドキしてしまいます。熱中症や夏バテに注意して、楽しい夏を過ごしてください。では、またね。