女の子って……と考えてみたとき、アタマの中に浮かぶ連想をことばにしてみるとどうでしょう。どんなキーワードを思いつくでしょう。私の場合、男の子って……で思い浮かぶことばは、

やさしい、冷静、惜しみなくほめてくれる、ちょっとウカツ、笑顔がかわいい、無口、O脚、体育会系……これ以上書くと男の趣味がどうなのよと思われそうなのでやめておくことにします。まあ、けっきょく自分のアタマに浮かぶ男の子像って好きなタイプだということがわかりました。

こんなふうに、自分の思う異性像を考えてみたとき、女の子って……、

やさしくて、色白で、清潔感があって、おとなしくて、控えめで、物静かで、かわいくて、自分を立ててくれて、スナオで、お願いをきいてくれて、といったことが思い浮かぶ人は多いかもしれません。

たしかに、そういう女の子もいます。私もたぶん、そんなタイプのひとりです。

しかし、色白もかわいいのも自分で選べることではありませんし、本当はスナオな性格なのに口を開けばスナオになれない人もいるものです。

こんなふうに、男と女の間には、理想と現実の間には、さまざまなギャップやカン違いがあったりするものです。こういったギャップやカン違いは、

(思ってたのと違うけど、このほうがおもしろいや)

というふうに考えることができるといいのですが、

「えええ?」「困ったな」

と思ってしまうこともあるはず。

そんな困った事態を避けるために、男性はなるべく、女の子の見た目や自分の思い込みだけで女の子を判断しないようにしたいところです。

そこで今日は、これだけはおさえておきたい、女の子のポイントをピックアップしてみることにします。

  • 黙っているからといって、単純に無口でおとなしい子だからというわけではない

疲れていたり、本当のことを言いたくない(断り方がみつからない)だけという場合もあります。

  • 気が強く、きついことをズケズケ言うからといって、本当に意地悪というわけでもない

実は、根は小心者だったり、男の子を温かい目で見ていたりするのに、それがバレたくないあまりに虚勢を張ってしまっている場合が多いものです。実際、本当に男の子に興味がない女の子は、きついことを言うこともなく、心底無関心で、男性なんて眼中にない……という態度だったりします。男の人でも、けっこうこういうタイプ、います。

  • なんだか機嫌が悪そう

こんなとき、ほとんどの女の子は、眠いか、おなかがすいているかのどちらかです。とりあえず、ここでは眠ることはできないよ、というときは、近くのコンビニでチョコレートを買ってきて、ムリにでも食べさせてしまいましょう。きっと機嫌がなおります。

  • おとなしくない。おしゃべりで元気すぎる

思ったことをパッと言ってしまうぶん、気がきかない、ガサツな女の子と思われがちです。当然、男の子ウケはよくないかもしれません。しかし、人間関係において駆け引きをしない誠実さ、表裏の真っ直ぐな心の持ち主であることが多いので、恋愛するときに警戒しなくていい、こちらも思ったことを言えるという気楽さがあるはず。

一見、女の子らしくないように見えてしまうかもしれませんが、性格のよさや過去のケンカを根に持たない潔さは男の子との付き合いにおいて、とてもいいことだと思います。今のケンカではなく、半年前のことまで引っ張り出して怒る女の子に困っている男性には、いい相手かと……。

  • スカートをはかない。スカートの下にレギンスをはいている。ぺったんこ靴をはいていて、セクシーじゃない

冷え性で、すぐにおなかが冷えてしまうのかもしれません。マメができて、足が痛くてたまらないのかもしれない。大目にみてあげましょう。

  • 何でも「はい」「いいよ」ということをきいてくれない。男を立ててくれない

以前、知人の男性(某ゼネコン勤務、33才)が何でも「いいよ」ということを聞いてくれる女性と付き合っていました。彼いわく、「オレ以外の男にもNoをいえなかったらしく、誘われると『いいよ』『わかった』とOKしてしまい、浮気されまくり」とか。本当にNoと言えない彼女だったので、断れない気持ちはわかるけど、浮気されるのはさすがにつらく、とても悩んだ末に別れたそうです。

ちょっとくらい「いや」と言われても、いうことをきいてくれなくても、男を立ててくれなくても、何でも「Yes」と言ってしまうよりはいいかもしれません。

一筋縄ではいかない彼女に対しては、「はいはい、スナオになれないんだねー」と男性のほうが余裕のあるところを見せる。大きいところを見せてしまうのもひとつの方法です。

自分の思っていた女の子像と違うから、なんだ、がっかり……とすぐにあきらめてしまうのではなく、予想通りにいかないところがおもしろいと考えてみる。それができると、女の子のかわいさ、恋愛の楽しさがどんどんみつかるはずです。ぜひ、やってみてほしいです。

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酒井冬雪です。女の子がキャーキャー言っているときは、あきらめの気持ちを持って、時が過ぎるのを待ってほしいです。一生キャーキャー言うわけにもいかないから、ちょっと待てば落ち着くはずですし。それに、あまりにもキャーキャーしない女も男性ウケがよくなかったりしますから。少しくらいキャッとしている女の子のほうがかわいいですよね。では、またね。