【コラム】

理系のための恋愛論

154 モテ男の条件、「あげる」という名のラブパワー

    酒井冬雪  [2004/10/29]

    モテる男の子と、あまりモテない男の子の違いはどこにあるのでしょう。外見? 話し方? 生まれ持ったラブパワー? イロイロな要素が考えられます。

    が、外見をどうすれば、話し方をどうすれば、ラブパワーをどうすれば発散できるのか、それはなかなか難しい問題です。

    3つの要素の中で、改善する余地があり、なおかつ手っ取り早いのは外見ではないかと私は思います。みなさんの中でも、外見的にどうすればいいのか? とあれこれ迷ってしまう人はとても多いようです。

    最近私が気が付いたのは、髪型を変えるだけでまったく雰囲気が変わるという事実。ちょっと勇気がいるかもしれませんが、髪を伸ばして茶髪にするとか、思い切ってボウズ頭にするだけで、一気におしゃれ度は高まります。

    髪を伸ばすといっても、ロン毛にしろというわけではありません。耳が見えなくなるまで伸ばし、それに伴ってえり足も伸ばして、軽めにシャギーを入れてもらう。これだけで、ずいぶん印象は変わります。もちろん、髪の毛は美容院でカットしてもらうことが大前提です。

    「茶髪とか、長い髪とか、美容院とか、そんなの、なんかナヨナヨしていていやだ」と思う硬派な方もいるでしょう。けれど、そういう髪型にするのは、まさにナヨナヨしくというか中性的な雰囲気に見せるのが狙い。いかにも男らしいカチッとキチッとした黒い髪より、茶髪でちょっと中性的な雰囲気を出すことによって、女の子から「とっつきやすい人」というイメージを持ってもらうのが目的なのです。

    しかも、比較的だれにでも似合う、チャレンジしやすい髪型だと思います。女の子だって、現在では真っ黒でストレートのロングヘアだとか、おかっぱ(ボブ)の人なんてあまりいないものです(欧米に住む日本女性は、わざわざ好んでそういう髪型にする傾向がありますが)。髪型も、時代の流れにあわせて変えていっていいのではないかしら、と私は考えます。

    アタマのカタチに自信がある人、ちょっと体重が重い人は、ボウズ頭もおすすめです。おしゃれさんになるか、キャラが立つだけかは、やってみないとわかりませんが、いずれにしろ女の子から、

    「○○くんっていいよね」

    とイロイロな意味で評価が高くなります。シャイな人も、いじられキャラになって、女の子から話しかけられる確率がアップすること請け合いです。ぜんぜん関係ないですが、私は昔から短髪、ボウズ頭好きです。

    さて「話し方」、話がうまい、おもしろいというのは、現代においてモテる男性の必須条件になっているフシがあります。

    しかし、もともと口ベタな人が急に話し上手になるのは至難のワザです。だいいち、話がうまいとかおもしろいと判断する基準は人それぞれ違うものですから、○○ちゃんにとっておもしろい話が、△△ちゃんにとっておもしろいかどうかはまったくわからないのです。万人受けする話ができる人なんて、いないのです。

    話し上手でないなあ、と悩んだりしている人は、自分は聞き上手になろう、という方向に持っていったほうが得策だと思います。時々相手の目を見ながら「うんうん」とうなずいてあげる、否定的な意見はいわない、気の利いたアドバイスをしようとあせらない、この3点に気をつけていれば、だれでも聞き上手になれるはずです。

    それでは、ラブパワーっていうのはどうすれば出てくるのか?

    これは本人の心がけ次第です。思うに、「モテたい」とか「○○ちゃんが自分のこと好きになってくれないかなあ」とか「誰でもいいから自分のこと愛してほしい」と、考えている人はたくさんいることでしょう。

    でも、それでは良いラブパワーは出てこないのです。なんというか、ドス黒いパワーがうずまくだけになってしまいます。

    女の子というものは、自分の身の安全を守ること、危険を察知することにとても敏感ですから、そういうパワーは、「なんかよくわからないけど、いや~ん」「なんとなく怖~い」と受け付けないのです。

    ラブパワーというのは、

    「☆☆ちゃんのことが好き。だから、彼女に何かしてあげたい」
    「彼女のヨロコブ顔が見たい」
    「ただいっしょにいるだけでいい」

    と、こちらから何かをあたえるとか、相手の役に立ちたいと考えたときに生まれてくるパワーです。向こうから何かをしてほしいとか、受け取ろうとか、もらうことばかり考えているとラブパワーは発生しないというわけです。

    「もらう」から「あげる」(もちろん、押し付けでなく)に気持ちを切り替えるだけで、ラブパワーは出てくる。そう考えると、とても簡単にできそうな気がするのですけど、いかがでしょう。


    酒井冬雪です。読者の方から、私が以前「ふられたときなかなか立ち直れないタイプといっていたけれど、最近変わった?」というご質問(?)がありました。ふられると立ち直るのがタイヘンなので、ふられないように気をつける方向に転換したという感じでしょうか。心はキズついても、理由さえわかればアタマは割り切りができるタイプともいえます。で、発言はあくまで明るいです。では、またね。

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