【コラム】

理系のための恋愛論

149 今回は理系女子のための恋愛論! 男に合わせない「私のかわいさ」を知る

    酒井冬雪  [2004/09/17]

    このコラムの読者の方には、数少ないながらも女性がいらっしゃいます。私、個人的には女性のみなさまには、このコラムを読んで「そうそう、男ってホント○○よね」と、男性の××ぶりをこっそり笑ったり、理解してあげたりしてほしい気持ちでいっぱいです(○○や××に好きなことばを当てはめてください)。

    でも、たまには女の子向けに書くのもいいかなあと思い、今回は女の子向けにしました。

    かわいくなりたい! という気持ちは女性ならば多かれ少なかれ持ち合わせているものではないでしょうか。ときには、そう思わない婦女子もいるでしょうが、多くの女の子が一度ならず「かわいい女になってみたい」と考えた経験をお持ちのはずです。

    しかし、ここでよくよく考えてみると「かわいい」ってどういうことなんだろう? と疑問がわいてきます。女性から見る「かわいい」と男性の考える「かわいい」の間にも、大きなへだたりがありそうです。

    男性の考えるというか……願う、望む「かわいい」は、「ボクのいうことを聞いてくれて、ボクのことホメてくれて、いつもスカートとかはいてて、やさしい人」みたいな、女の子の人格はちょっと横においておいて、自分にとって都合のいい解釈で考えた「かわいさ」であることが多いようです。若い男の子に特に、こういう傾向があります。

    いくら相手を好きだからといって、男の子の都合にあわせた「かわいさ」を追求していくと、自分を偽ったりウソをついたりで、ものすごく疲れてしまいます。ですから、男の子の考える「かわいい」はムシして、自分自身の理想としての「かわいさ」を追求していくべきです。

    さて、顔がかわいい。性格がかわいい。仕種がかわいい。何となく、雰囲気がかわいい。ひと口にかわいいといっても、イロイロな「かわいい」があります。顔がかわいいとか、何となく雰囲気がかわいい……というのは、自分でどうこうするのがむずかしいと思いますが、性格のかわいさや仕種のかわいさというのは、やってできないこともないような気がいたします。

    かわいい仕種というのは、ある程度のやる気とテクニックがあれば習得できるものです。自分の身近で、この子って仕種がかわいいなあ……と思う女の子がいたら、できる部分だけでいいからそれをマネしてみたりすると、いつの間にか、あなたもかわいい仕種が身についていたりするものなのです。

    現代社会においては、「おいしい」を「うまい」といわないだけでも、パンツばかりはく(特に、これから冬に向けて寒さ対策のために)のをやめてスカートをはいてみたりするだけでかわいく見える……といえなくもありません。見かけや仕種だけならば、ちょっとした心がけ次第で女の子はだれでも、どこまでもかわいくなれるものなのです。

    となると、やっぱり心の底から「かわいく」なるためには、中身が大切になってきます。

    「中身が大切なんて、ありきたりのこといわれてもねえ」と思う女の子は多いでしょう。けれど、これが実はなかなかタイヘンなのです。なぜなら、本人の持ち味を生かしたかわいさをみつけなくてはならないからです。

    たとえば、私の知人の女の子は、美しい肌に、染めていない茶色の髪とカラーコンタクトをしていない茶色の目をもった容姿に恵まれた女の子ですが、とてもワガママでちょっと意地悪な性格をしています。

    フツウに考えれば、ワガママや意地悪は「かわいい」とかけ離れていますが、ワガママで意地悪な性格が彼女にピッタリはまっていて、それがしっかり彼女の「かわいさ」になっているのです。

    また、別の女の子で、目が離れていてぽっちゃりしていて、愛嬌のある顔をしている子がいます。彼女は、人を上手にからかったり、同性の目上の人に横柄にモノを頼んだりするのがとても上手です。美人な女の子がやるとイヤミになってしまうことも、彼女がやると「かわいい」になってしまう。タイヘン得な性格だなあとハタから見ていて思います。

    このように「かわいい」というのは、人それぞれ違うもの、その人、その人にあった「かわいさ」が必ずあるものなのです。自分にはどんな種類のかわいさがあるだろう? そこを見極めて発展させていくと「かわいい」度はアップするのではないかと思います。

    自分で自分のかわいさがわからない人は、親や姉妹、兄弟、親友、恋人など、あなたのことをよく知って理解しようとしてくれている人に「あたしって、どういうところがかわいい?」と聞いてみて、教えてもらうといいかもしれません。そんなこと恥ずかしくて聞けない! と思う人もいるでしょう。でも、そうやって人に心を開いてみるのも「かわいい」の第一歩ね、と気持ちを切り替えて、ぜひリサーチしてみてください。


    酒井冬雪です。私の考える「かわいい」は、スナオでもったいぶらなくて、正直。実行すると「きつい」とか「いいたい放題」とかいわれるので、かわいさから離れてしまっているような気もします。が、そんな私を「かわいい」と思ってくれる人だっているはず! と信じています。

    ところで、最近、編集部に、私あてにメールをくださる常連さんがいらっしゃいます。ありがとう。ちゃんと読んでますからねー。では、またね。

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