【コラム】

理系のための恋愛論

144 「ひとりのお盆休み」を攻略する

    酒井冬雪  [2004/07/30]

    夏休みをひとりで過ごすことになりそうな予感がしている……というか、そういわれてみればお盆もひとりだなあという方はわりといらっしゃるのではないかと推察されます。

    実家に帰っても「なぜ結婚しない?」と面倒なことを聞かれたり、すでに結婚しているきょうだいやその子ども(甥や姪)たちと独身のわが身を引き比べられたりするし。うっとうしいので、家に帰るのはよして、ひとりで静かにお盆休みをすごす……そんな方はふえる一方なのです。

    家族ですごす人々が多い季節だからといって、別にさみしくもなんともない! という人はいいのです。

    図書館で借りてきた本を、徹夜で一気読みするとか、忙しくて見られなかったビデオやDVDを見るとか。映画館に入り浸るとか、心おきなく連日秋葉原通いをするとか。とにかく、趣味に関することに時間をさくとか。やるべきこと、できることはたくさんあるはずです。

    が、ひとりぼっちのお盆休みについて、ちょっとでも「さみしい」と感じてしまったり「オレはこのままひとりでいいのか?」と疑問に思ってしまったりする人は、どのようにしてお盆休みを送ればいいのでしょう。今日は、そのあたりのことを考えてみることにいたします。

    まず、はじめに申し上げましたとおり、お盆休みをひとりで過ごしている人というのは、意外とたくさんいるものです。

    ですので、あなたが日ごろの受け身な姿勢を(というか、こと人間関係においては流れに身を任せる一方な人だったり)かなぐり捨てて、何らかのイベントを企画し、自分と同じように独身で実家にも帰らなさそうな人々に声をかけてみるといういう手もあります。声をかける前に、
    「お盆に実家帰ったりするの?」
    と相手の予定をさりげなく聞くなどの下準備をしておくと、せっかく誘ったのに断られたときのショックも多少は小さくなるはずです。集まるのが、自分と○○くんの2人きりだと、気が合わなかったときにつらくなるので、防波堤役を設ける意味でも、できれば3人以上の集まりにしたほうがいいでしょう。

    しかし、何を口実に集まればいいんだ? というのも悩みどころですが、基本的には「飲み会」と銘打ってしまうのが、スムーズにいけるやり方です。お酒さえはいっていれば、多少気まずいことがあっても、険悪なムードに陥っても、酒の席のことだし……と寛大な気持ちになれる人は多いと思いますので。

    日本酒やワインを選んできて、利き酒会をする。車で川原やキャンプ場へ行って、バーベキュー大会をする。その他、女性である私にははかり知れない、男子だけの楽しみを満喫するのもよいかと存じます。

    さて、ラッキーなことに、メンバーの中に女の子(女の子でなく女の人でも)がいるのでしたら、男性みんなで彼女のために何かしてあげたり、何かしてもらったりするのもいいかもしれません。

    みんなで彼女においしいものを作って食べさせてあげる(その場合、もちろん前もってリクエストを聞いておくべきです)。
    男ばかりでは行きづらい流行りのお店を彼女に案内してもらう(すると、今後自分に彼女ができたときデートスポットとして参考になると思います)。
    みんなで指導をしながら、彼女のためにパソコンを組み立ててあげる。
    花火大会に行くことにして、かわいいゆかた姿を披露してもらう。

    女の子がひとり参加できることになると、ひとりでは心細いと感じた彼女が自分の友だちを呼んでくれたりして、女の子参加率が一気にあがることだってあるはずです。

    なので、集合をかけるときには、思い切って女性も誘ってみましょう。面と向かっては照れくさいのでしたら、メールを使いましょう。メールなら案外、気楽な気持ちで誘えるはずです。女の子に声をかけるときこそ、事前にお盆休みの予定を何気なく聞いておくのを忘れないようにしてください。

    ひとりのさみしさが身に染みるのでしたら、来年の今ごろこそは彼女がいるようにしておこう……と決意を固めてほしいわあと思う私です。


    酒井冬雪です。でも、男の人って、40歳以上にをならないと、さみしさが身に染みたりしない人が多いみたいですよね。私の夏はコクワガタの世話で終わりそうです。では、またね。

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