【コラム】

理系のための恋愛論

142 「NO」は「NO」でもどちらの「NO」?

    酒井冬雪  [2004/07/16]

    気になる彼女をデート(デートじゃなく、ランチでもドライブでも「飲み」にでも、何でもよい)に誘ってみたのはいいけれど、断られてしまった。

    ひと昔前の男性なら、一度や二度断られたくらいではあきらめず、何度も彼女にアタックしていったものですが、最近は「一度断られたら、二度と彼女には声をかけない」という男の子がとても多いものです。

    ありったけの勇気を出して、彼女を誘ってみたのに……その返事が「NO」だったら、それはつらく悲しいし、男の繊細なプライドだってキズついてしまいます。ですから、そんなあなたが「もう二度と誘ったりするもんかー!」という気持ちになるのもわからないでもありません。

    しかし「今日断ったら、次はないぞー」とさっさとあきらめてしまう前に、もう一度、彼女の「NO」が本物の「NO」だったのか、それとも「その日は本当にどうしても都合がつかないんだけど、もう一回誘ってほしいの」という「NO」なのか? そのあたりを見極める作業をしてもバチはあたらないと思うのです。

    ところが、女の子というものは、たいていの場合、だれにでも愛想がいいものですし、自分の感情を表に出さずに隠しておくのが上手なものです。ですから、「NO」は「NO」でもどちらの「NO」なのかを見分けるのは、男の子にとって至難のワザかもしれません。

    そこで、自分が誘ったときの彼女の態度や表情で、「次はないなあ」「望みはあるかも」と判断するのではなく、彼女からのアフターケアや誘われたときにいったことばで、未来があるかどうかを判断してみてはどうかと思う次第です。

    たとえば、誘いの返事を即断せず、保留にする女の子はわりと多いものです。
    「え~、来週の日曜日ですか? ううん、どうしよう。今ちょっと何ともいえないんで、月曜日にお返事してもいいですか?」
    というような返事をされたとします。

    こういうとき、女の子が何をするかというと、もちろん、仲のよい女友だちに相談をするのです。
    「○○くんに××に行こうって誘われちゃったんだけど、どうしよう?」
    「え~っ、マジで? うそ。どうすんの?」
    その後の詳しい会話は省略しますが、彼氏のいる幸せな友だちを持っている女の子は、「いいじゃん、行ってきなよ」というアドバイスを受けます。しかし、こういうことはまれである場合が多いようです。

    彼氏のいない女の子同士でツルんでいる子は、
    「えー、それで誘いに乗るの? ○○(呼び捨て)で妥協しちゃうわけ~? それでいいんだあ……」
    みたいなことをいわれることが多いようです。彼氏のいないもの同士、ついつい足の引っ張り合いをしてしまうのかもしれません。

    というわけで、いったん返事を保留にされたというときは、あまり明るい展望を期待しないほうがいいといってもいいでしょう。

    そもそも、すぐに決めずに保留にしてくるあたり、その女の子のもったいぶった性格、明らかに自分だけでは決めず、だれかに話してから、ようすを見てから、あれこれリサーチしてから決定しようという態度がみえみえです。私は個人的に、そういう女の子はあまり好きではないです。

    それでは、いったんは断られたけれど、その先に希望の光がさしていそうだ……というのはどんなときでしょう。

    誘いをかけたら、彼女がその場で一生懸命、行けない理由を説明し、他の日にしてくれないか提案してきた。

    もしくは、後から、メールなどで「ごめんなさい。△△日は、前々から□□たち(女友だち)と旅行の約束があって、本当にダメなんです。もし、よかったら別の日にまた誘ってくださいね」というようなフォローがあった。

    というときは、恥ずかしがらずに、ぜひとも再度アプローチをしてみてほしいものです。

    いずれにしろ、一度は「NO」といわれたけれど、その後もとても愛想がよく、断ったことを「ごめんね」といってきたり、彼女があなたと仲のいい関係を切らないよう努力をしている……そんな気配が感じられたら、時間をおいて(一度断られたショックから立ち直ったら)、また彼女に声をかけてみてもいいと思います。

    モテる男ほど、断られたって、こりずに何度も誘いをかけているものです。一度や二度の「NO」であきらめたりせず、がんばってみるのも時には(彼女のことをとても好きならば)必要です。

    男の子ががんばってくれると、幸せな女の子もふえるので、ようすを見てぜひ粘ってみてください。

    酒井冬雪です。ここのところ、風邪ばかり引いて、しかも高熱を出してばかりでビックリしました。夏風邪は○○が引く、といいますが、本当にそのとおりかもしれません。みなさまも、クーラーのあたりすぎ、ごはんの食べ忘れ、飲み物の摂取不足には気をつけてください。ではまたね。

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