【コラム】

理系のための恋愛論

138 男が学ぶ、彼女とケンカをしたときの対処法

    酒井冬雪  [2004/06/04]

    女の子と付き合えるのはうれしいことだけど、ケンカをすると感情的になられるのはとても困る……と思う男性は多いでしょう。特に、女の子特有のセリフ、
    「仕事とあたしとどっちが大事なの?」
    とか、
    「カラダだけが目的なんでしょう?」
    とか、
    「今日は付き合って○日目の記念日なのに、忘れてたのね?」
    とか、どう反応していいやら困ってしまう質問をされたとき、対応を間違ってしまって、半年前のケンカまでむしかえされたこともあった……という方も多いはずです。

    弁の立つ方ならば、彼女をどうとでもうまくあしらうこともできるでしょう。「仕事とあたしとどちらが大切なの?」と聞かれれば、
    「もちろん、○○ちゃんに決まってるよ!」
    と即座に答え、それに対して、
    「でも、実際にはあたしなんかほったらかしで仕事ばっかりしてるじゃないの」
    と問い詰められたときには、
    「責任をまっとうしない男になってもいいの?」
    と悲しげな顔で切り返す。
    「カラダだけが目的なのね?」
    と怒られたら、
    「そんなわけないだろう」
    と逆ギレしてみたり、
    「好きだから、どうしてもそうなっちゃうんだよ」
    と強気な感じでいってみたりする。
    「今日は○○記念日なのに、忘れてたのね」とせめられたら、
    「忘れてなんかいないよ。何かおいしいものでも食べに行こうと思ってたんだ」
    と、うまく切り抜けようとするか、
    「そうだ、もう○年も付き合ってるんだ。ありがとう」
    と悪びれずに、天然キャラになりきるとか。口が達者だったなら、恥も外聞も照れもなく、うまいことをいってその場を無事に切り抜けることもできるはずです。

    ところが、たいていの殿方はそんなに口がうまくありませんし、マジメさゆえに恥ずかしいセリフがスラスラと出てこないのです。それ以前に、○○記念日だとかいわれた日には、何だいそりゃ? といいたくなる男性もきっといることでしょう。女とはいえ、私だって記念日などにまったくこだわらないタイプですから、その気持ちはじゅうぶんわかります。

    しかし、女の子がそういったことで意味もなく怒ったり、ケンカをふっかけてくるのはさけようもない事実なのですから、うまく対応できるにこしたことはないのです。

    とはいうものの、口が達者ではない、シャイなタイプの男性が、理論をムシして四方八方からあらゆる話をひっぱってきて攻撃をしかけてくる女の子にどのように対抗すればいいというのでしょう。

    まず、いちばん大切なのは、彼女にムキになってカッとしないということ。たいていの男性はどんなに感情的になったとしても、ちょっと感情的になった女の子にすらタチウチできるはずはありません。

    あなたが忙しくて疲れていてイライラしているときにケンカを仕かけられたとしたら、なるべく「ごめん。疲れてるから、まずは腹ごしらえして、それから話をしよう。ハラへりすぎて何も考えられないんだ」と、冷静に提案してみるべきです。
     
    心に余裕があり、元気なときにケンカになりそうな話を持ち出されたら、「どうしてそんなこというの?」と相手の質問を質問で切り替えしていく戦法を取るのもいいかもしれません。

    こういっては何ですが、女の子のいうことをいちいちすべて真に受ける必要はないのです。女の子がきまぐれにいうことすべてに、真剣にひとつひとつ対応していたら、あなたの身が持たないはずです。

    意味もなく口ゲンカを仕掛け、そして最後は泣いて、いつの間にか自分が被害者っぽくなってでも必ず勝つ!と心に決めている、そんな女の子を相手に、男性が真っ向から勝負に出て勝てるはずがないのです。

    まずは、危険をふわりとかわす、そうして「いや、オレも最近○○(とてもタイヘンそうな話を持ち出す)があって、疲れちゃってて、気がまわらなくてごめん」といって、女の子のやさしさや同情心を引き出すようにすると、感情的なケンカをさけたり、小規模なものにできることでしょう。

    感情的な態度の女の子に、男の子独特のプライドの高さを持ち出すと、いいことはあまりありません。

    ケンカのときはぜひとも、さいしょの段階で小さく折れて、最終的に相手にはもっと折れてもらうように仕向けるという頭脳作戦を展開してもらいたいなあと思います。


    酒井冬雪です。先日、何年ぶりかでディズニー・ランドへ行き、バズ・ライトイヤーしてきました。私もけっこうやるじゃないと思い、姪っ子(5歳)のスコアを見たら……激しく年を感じた次第です。では、またね。

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