【コラム】

リユースサーバという選択肢

11 リユースを活用したHadoopベースの分散環境で、最先端のアドテクノロジーを追求 – フルスピード

 

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活況を呈するインターネット広告市場において、高い技術開発力を背景に急成長を続けるのがフルスピードだ。“技術系インターネット広告総合代理店”を標榜し、アドテクノロジーの開発にも注力している同社の主力事業は大きく次の2つからなる。まず1つは、リスティング広告やSEO、アフィリエイト広告といったインターネット広告代理店事業であり、もう1つは、同社の高い技術力を背景に自社開発したASP(Affiliate Service Provider)やディスプレイ広告からなるアドネットワーク事業である。

フルスピードが提供している多様なサービスのうち、ディスプレイ広告については、第三者配信によるものと、インターネット上の広告を自動的に買い付け配信するDSP(Demand-Side Platform)によるものの2つに大きく分かれている。こうしたディスプレイ広告の肝とも言える存在なのが、同社が開発し今年夏より運用している広告枠のリアルタイム入札システム「AdMatrix DSP」だ。

AdMatrix DSPは、フルスピードが広告運用統合プラットフォームとして開発し、既にリスティング広告やSEOで先行して運用されている「AdMatrix Series」の一環となるサービスである。OSSのデータ分析プラットフォーム「Hadoop」を活用した独自の最適化エンジンによって自動入札を実行することで、手作業では実現できなかった高い費用対効果を発揮する。

このAdMatrix DSPのフロント側のWebシステムとバックエンド側の分析システムの双方で活用されているのが、データライブが提供するリユースサーバである。広告業界における最先端のテクノロジー活用例になぜリユースサーバが適しているのか──開発を行ったフルスピード メディア戦略本部 ディスプレイ広告開発部の両國執氏、鐘本金福氏の2人の技術者とデータライブ代表取締役社長 山田和人氏に対談していただいた。

株式会社フルスピード

SEOやリスティング広告、ディスプレイ広告、アフィリエイト広告等のネット広告代理店業に加え、DSPや3PASといった独自開発のネット広告配信サービスの提供などクライアントのネット広告予算のROIを最大化するネット広告ビジネスの総合支援ソリューション企業。

2001年に有限会社エクシスとして創業し、翌年には成功報酬型のSEOサービスを展開。その後、リスティング広告、アフィリエイト広告、ディスプレイ広告、ソーシャル・メディア・マーケティングなどを手掛けながら企業規模を拡大させ、2007年に東証マザーズへの上場を果たす。

2010年にフリービットと資本業務提携を締結。フリービットが51.46%の株式(2013年11月末現在:58.11%)を取得し、同社グループのネット広告事業を担う子会社として活動を展開している。業務面ではフリービットグループのデータセンターを活用して運用費用を圧縮。費用対効果の高いサービスを顧客に提供している。

URL:http://www.fullspeed.co.jp/

フルスピードが抱えていた課題と、データライブの解決策

課題 解決策
広告枠リアルタイム入札システムにおいて後発サービスである「AdMatrix DSP」では、中小規模の企業もターゲットに据えて低価格のサービスを展開中。いかにしてコストを抑えながら性能を確保するかが大きな課題に。 Hadoopベースの分散処理環境を構築し、スケールアウトを容易にしたうえで、データライブが販売するリユースサーバを活用。インフラ構築コストの大幅削減を実現。
特定ベンダーの特定モデルでサーバを統一する場合、中古サーバ業界では同一機種の大量導入、及び有事の際の調達網の確保が難しい。 データライブ独自の調達網で要望の台数を安定して提供。短期間のうちにまとまった単位で順次納品され、導入計画をスムーズに進められた。

「リユースサーバの方がいい」という現場の声

──AdMatrix DSPのITインフラ構築ではどういった点に留意したのでしょうか。

フルスピード メディア戦略本部 ディスプレイ広告開発部 両國執氏

両國氏 : 当社のグループ戦略では、先行他社に対する拡販戦略として次の2つを掲げています。1つは、インターネット広告代理店として培ったお客さまとのネットワークへの注力、そしてもう1つが、比較的規模の小さなお客さまでもご利用いただけるような安価な価格設定です。こうしたグループ戦略に基づき、AdMatrix DSPではコストパフォーマンスの高いサーバを採用するなど高いサービスの質を実現しつつコストを抑える工夫を凝らしています。

──そのコストパフォーマンスの高いサーバが、データライブのリユースサーバだったわけですね。

鐘本氏 :そうです。新品のサーバ製品だと相応の価格になるため、当社では積極的にリユースサーバを利用しているんです。コストが低いだけでなく、何よりも新品と比べて品質が劣ることもありません。

新品では感覚的に2、3%の割合で初期不良に当たることがありますが、データライブさんのリユースサーバはパーツの組み合わせも含めて検品してくれているおかげで初期不良はゼロ。結果的に新品よりも、導入時の初期不良率が低いと言えます。

両國氏 :社内からは“新品よりもリユースの方がいい”といった声まで聞かれますよ。もちろん、これまで大きな問題もなく運用を行えています。

 データライブの高いコスト競争力と調達力に期待

──中古サーバを販売する企業はいくつかありますが、データライブを選択する決め手となったのは何でしょうか。

フルスピード メディア戦略本部 ディスプレイ広告開発部 鐘本金福氏

鐘本氏 :先ほど挙げたコストの低さはもちろんですが、調達速度も大きな要因ですね。他社のものも検討したのですが、データライブさんのリユースサーバは、必要な部品を素早く届けてもらえるので、すぐに調達したいときに特に助かっています。

──なるほど、特に進化が著しい広告業界のITインフラには、サーバなどの調達速度は重要な要素なのでしょうね。

両國氏 :その通りでして、ITインフラをいかに効率よく進化させていくかは当社にとって大きなテーマです。そんなわけで当社では、サーバのスケールアップとスケールアウトのバランスをとりながらシステムのパフォーマンス向上を目指しているんです。

その一環として、今年に入ってスケールアップのためにサーバ十数台分のCPUをより高性能なものへと交換作業を実施したのですが、これらのCPUの取り寄せもデータライブさんに依頼したことですぐにかつ確実に手に入れられたため、当社のスタッフだけで速やかに作業を終えることができました。

鐘本氏 :実はAdMatrix DSPでは、サーバを某社の特定の機種で統一しています。汎用的に利用されているモデルですので、データライブさん以外の会社でも販売されてはいるのですが、市場に出回っているものを仕入れるかたちの中古サーバ業界では同一機種の大量調達が難しいようで、まとまった数を購入しようとすると断られることがありました。世間ではボリュームディスカウントという言葉があるのに、中古サーバでは逆に高くつくこともあると初めて知りました(笑)。

それに対してデータライブさんは、まとまった数の発注も難なく捌いてくださって。まとまった単位で順次納入してくださるので非常に助かりました。価格も抑えてもらえてありがたい限りです。

データライブ代表取締役社長 山田和人氏

山田氏 :お客さまの要望に合わせた迅速な商品の提供を実現しているバックヤードの調達網というのは、当社にとって最も強みとしているところでもあります。調達先と良い関係を築くことにも日頃から注力している結果、海外の調達先であっても当社の勝手をよく理解してくれています。だからこそ、お客さまに“何時頃までには商品をお届けします”といった供給時期の約束ができるのです。

鐘本氏 :もう1つ言うと、スタッフの製品知識が豊富で話がすぐに通じるのもデータライブさんの特長だと思っています。説明に時間がかかってしまっては作業がスムーズに進みませんし、仮に注文したのと違うものが納品されてしまえば大きな時間のロスになります。信頼できる技術力を持っていることは非常に大きなポイントです。

山田氏 :営業、電話応対スタッフの技術力向上は、データライブが取り組んでいる大きなテーマの1つです。企業とお付き合いさせていただくうえでは、信頼関係の構築が不可欠ですから。当社では、有事の対応の一切をまとめて請け負う「EOSL/EOL機器オンサイト保守サービス」も展開していますので、技術力には自信を持っています。

──今後もデータライブのリユースサーバを積極的に活用していく計画ですか。

鐘本氏 :はい、その予定です。当社では、ビジネスのニーズに合わせてその都度、新たなサーバを用意していく体制をより一層進めていくつもりです。

AdMatrix DSPは、Hadoopをベースとした分散環境として運用していますが、分散環境下では例えば100万円のサーバ1台を導入するよりも、25万円のサーバ4台を導入したほうが高い性能を確保できます。そういう意味では、事業規模が大きくなるにつれ、データライブさんに協力をお願いする機会は確実に増えていくはずです。

両國氏 :この業界は事業規模の拡大スピードが読みづらいということもあって、なるべく余計な在庫は持ちたくありませんからね。ビジネスの規模に合わせて最適な台数のサーバを揃えていきたいのですが、その辺についてはデータライブさんであればすぐに対応してくれるので期待しています。

当社は今後もアドテクノロジーの領域を深堀りし、業界をリードしていきたいと思っていますので、データライブさんのリユースサーバには、信頼できるインフラとしての役割をますます担ってもらわなければいけません。

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インデックス

連載目次
第13回 「マンガ配信」を支える社内サーバを第三者保守で守る - ビーグリー
第12回 震災時の迅速対応に感謝! 技術力と人間力が契約の決め手 - ピーチ・ジョン
第11回 リユースを活用したHadoopベースの分散環境で、最先端のアドテクノロジーを追求 – フルスピード
第10回 高いサポート力がリユースサーバによる"システム延伸"提案を可能にした - システムリンク
第9回 ITシステムの新たなライフサイクルを実現するために – ノマド
第8回 集約用の仮想化サーバに"リユースサーバ"を選んだ理由 - フォスターネット
第7回 メーカー保守終了と新システム導入の間をリユースサーバで - ジェイトップ
第6回 リプレイス計画中にサーバ保守切れ! 窮地を救った策とは--アルテ サロン HD
第5回 メーカー保守切れサーバ30台を救った「EOSL/EOL保守サービス」 - エイジス
第4回 納品の早さに驚愕! 新品販売にはないサポートも - Real English Broadband
第3回 急な問い合わせにも迅速対応! 納品の早さが最大の魅力 - パラダイムシフト
第2回 社内研修/ラボ環境での相性は抜群 - NTTソフトウェア
第1回 販売終了モデルが落雷で故障! リユースにしかなかった解決策 - 杉並学院

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