【コラム】

OS X ハッキング!

144 せっかちな人のためにSafariの裏技教えます

    海上忍  [2005/08/01]

    Apple Wireless Keyboardの汚れが気になってきました。使い続けていると、どうしても埃や髪の毛が奥に入り込んでしまうんですよね。掃除機で吸っても取りきれないし、エアブロアーで吹くと奥に入り込むし。で、白いWireless Keyboardの場合は一層目立つ、と。バラして徹底的に掃除すると時間がかかるし、困ったものです。

    さて、今回はご存知「Safari」について。Tigerではv2.0にメジャーバージョンアップを遂げ、RSS対応など大幅に機能強化された定番のWebブラウザだ。操作性やレンダリング性能もまずまず、特に疑問を感じないまま利用しているユーザも多いのではなかろうか。しかし、せっかちを自認する筆者としてはいくつか気になる点が……今回はそれを解消するカスタマイズ法を紹介してみよう。

    まずは"裏メニュー"を表示する

    Safariをイジることの第一歩が、デバッグモードを有効にすることだ。以下に示すとおりコマンドを実行してからSafariを起動すると、メニューバー右端に「Debug」メニューが現れ、通常モード時には隠蔽されている特別な機能を利用できるようになる。Debugモードはv2.0以前から存在したが、Dashboardウィジェットの開発に役立ちそうな「JavaScriptコンソール」を表示するメニューが追加されるなど、バージョンアップに応じて変化している。

    $ defaults write com.apple.Safari IncludeDebugMenu -bool true

    RSSフィードをせっかちにチェックする

    RSSサポートの追加により、Safariの使い方が変わったというユーザも少なくないはず。RSSに対応したWebサイトを登録しておけば、定期的に新着記事のチェックが行われてブックマークメニューに反映されるので、更新の有無が一目でわかるという便利さだ。しかし、MYCOM PC WEBのように日に何度も更新されるニュース系サイトの場合、最短で30分というチェックの間隔は少し悠長すぎる気がしないでもない。

    そのように感じる向きには、以下に示す要領で更新間隔を変更することをお勧めしたい(単位は秒数)。1分を切る時間を設定するほどのせっかちはどうかと思うが、10分や15分であれば最新のニュースを読むという目的を十分に満たせるはず。なお、SafariではRSSフィードのチェックを外部アプリケーション(Syndication.app)により処理しているため、defaultsコマンドの対象がcom.apple.Syndicationとなることに注意してほしい。

    $ defaults write com.apple.Syndication RefreshInterval 300

    せっかちな人のPDFとの接し方

    PDFをSafariウインドウ内で閲覧できるようになったことも、Safari v2.0における変更点の1つだ。従来はサードパーティー製のプラグインを導入しないかぎり、ファイルとしてダウンロードしたPDFをPreview.appやAdobeReaderで開く、という使い方を強制されていたが、これからはブラウザ上でPDFを閲覧する操作が完結することになる。

    だが、せっかちな人ならば、PDFはあとでじっくり読めばいい、うっかりPDFのリンクを踏んで待たされるのは我慢ならぬ、と感じるはず。v2.0以前の方法でPDFを扱いたいのならば、Safari未起動時に以下のコマンドラインを実行してみよう。

    $ defaults write com.apple.Safari WebkitOmitPDFSupport -bool true

    ときどきはfavicon掃除を

    WebサイトのURLを飾る小さなアイコン「favicon」は、場合によってはSafariの速度低下の原因となる。SafariがWebページを読み込むときにはfaviconの有無が検索されるため、そのぶんページ表示が低下することがあるほか、faviconを持つサイトを大量にブックマークへ登録しておくと、ブックマークバーを操作したときレインボーカーソルに苛立つことになる。ときどき以下のコマンドラインを実行し、faviconが保存される領域を一括削除するといいだろう。

    $ rm -rf ~/Library/Safari/Icons/*

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